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残響 警視庁監察ファイル 実業之日本社文庫

伊兼源太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784408558974
ISBN 10 : 4408558974
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan

Content Description

警視庁人事一課監察係・佐良は、庁内に存在するという「互助会」の全容を掴むため、同僚の皆口菜子、毛利とともに、本格的な監察を始めた。しかしその矢先、監察トップの警務部長が狙われた。警察内部の犯行か、犯罪組織による警察への報復なのか。そして、佐良と皆口の心に傷を与えた、同僚刑事・斎藤殺害事件に関連する大きな手がかりが見つかり…。

【著者紹介】
伊兼源太郎 : 1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務を経て、2013年に『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。「警視庁監察ファイル」シリーズの『密告はうたう』『ブラックリスト』『残響』は21年、24年にTVドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mayu

    警視庁監査ファイルシリーズ3作目。ついに斎藤の事件と互助会の正体が明らかになる。途中までは中々スピードが上がらずだったけど、中盤からは止まらなかった。警察への信頼を失墜させて国民を不安にする事で国民を監視する法案を通そうとするなんて怖すぎるし、警察の中で行われた事は外には出ないから国民が知る事もできない。秘密裏に物事が計画され、国民の知らぬ所で実現されていくって実際にあるのかもしれないと思ってしまう。人を駒としか見ずに、利用する事しか考えていない官僚の考えと行動には辟易する。いやー、富樫強すぎでした。

  • Y.yamabuki

    ストーリーが複雑で、前半は読むのに時間が掛かってしまったが、様々な謎が繋がっていくほどに、面白さが増しスピードアップ。登場人物も各々のストーリーを持っていて、魅力的。心に沁みる場面もあった。シリーズは一段落したようだが、また彼らに会いたい。

  • スミレ

    警察庁監察ファイルシリーズ3作目です。 前作で警察内部の裏組織の全容解明を言い渡されたジンイチ監察係の佐良たち。 今作もまた仲間が大怪我を負い、佐良自身も窮地に立たされます。 ラストの攻防戦は、息をするのも忘れるほど大迫力。 警察裏組織の全容ばかりではなく、1作目から引きずっていた事件の真相も明らかになり、圧巻の読み応え。 佐良と皆口にとって大切な人を想う描写が随所にあり、胸が熱くなりました。 皆口がかっこ良すぎて、同性でありながらホレボレしてしまう。 シリーズを追いかけるのが楽しみでなりません。

  • ちゃあぼう

    ストーリ展開が、段々とスケールアップしていっている。今回は警視庁内のほぼトップにいる人物にまで観察の対象になっていて、フィクションの世界とは言え何か恐ろしいものを感じてしまう。誰もが安全に暮らせる犯罪が未然に防がれる世の中は理想ではあるが、現実には無理だということは誰にでも想像がつくとは思う。だからこそ、描かれているように何人もの犠牲がないと実現はしないのだろうが、それは、あくまでも小説の中の世界だけであってほしい。

  • YONDA

    ドラマも面白かったが原作はさらに面白い。波多野副総監の正義、冨樫の正義、監察の正義。何が正しいのかの判断は立ち位置によって異なり、正解は見つからない。このシリーズはもっと続いてほしい。

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