Books

なぜ戦略の落とし穴にはまるのか

伊丹敬之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532321932
ISBN 10 : 453232193X
Format
Books
Release Date
January/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

経営戦略の定石を語る本は多いが、なぜ失敗してしまうのかを理詰めで語る本はほとんどありません。本書は、勝つための戦略の研究に長年携わってきた著者が、なぜ失敗の落とし穴にはまってしまうのかという逆転の視点から、経営戦略を解説するもの。「ビジョンを描かず、現実ばかりを見る」「不都合な真実を見ない」「大きな真実が見えない」「似て非なることを間違える」「絞り込みが足りず、メリハリがない」「事前の仕込みが足りない」など、落とし穴にはまるパターンとそれをいかに防ぐかを解き明かします。

目次 : ついついはまる、落とし穴/ 1部 思考プロセスの落とし穴(ビジョンを描かず、現実ばかりを見る/ 不都合な真実を見ない/ 大きな真実が見えない/ 似て非なることを間違える)/ 2部 戦略内容の落とし穴(絞り込みが足らず、メリハリがない/ 事前の仕込みが足りない/ 段階を追った、流れの設計がない/ 正ばかりで、奇も勢いもない)/ 人間性弱説の戦略論

【著者紹介】
伊丹敬之 : 国際大学学長、一橋大学名誉教授。1969年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、72年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了(Ph.D.)、その後一橋大学商学部で教鞭をとり、85年教授。東京理科大学大学院イノベーション研究科教授を経て、2017年9月より現職。この間スタンフォード大学客員准教授等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かんちゃん

    経営学の大御所による気軽な著作…とでも言えばいいだろうか。経営戦略の失敗“あるある”を解説。厳格な研究論文ではないので、まさに「あるあるっ」と笑いつつ、「あう〜っ」と後悔しつつ読む。経営戦略に限らず、失敗とは大概こういうもんだろう。名著「失敗の本質」でも明らかにされたように、どんなバイアスによるものだろうと「見えるべきものが見えなかった」ことに帰結する。そもそも「神のみぞ知ること」を知らなくとも、それを失敗とは呼ばない。もちろん残念なことは同じだが。

  • Bun-ichi Kawamoto

    人は性善なれど、弱し。戦略とは切ることである。人間の弱さそのものは切れないから、弱さの結果として生まれる不具合を切るのである。

  • たまご

    伸び悩んでいた企業に勤めていた際に心当たりのある事象がたくさん載っていたので腹落ちはしたが、じゃあどうすればよかったのか?という部分については抽象的な表現が多かったように感じた。戦略の責任者 vs 現場の実行責任者の構図はまさに鶏卵なので、意図的に双方が歩み寄ったコミュニケーションを取ることが重要だという点は同意。戦略自体は戦に勝つために練り上げるものであり、作ること自体が目的になっているケースも散々見てきたので状況に応じて声を上げられるようにしたい。今後策定側に立つ際には落とし穴にハマらないよう注意する

  • Kiyoshi Utsugi

    伊丹敬之の「なぜ戦略の落とし穴にはまるのか」を読了しました。 三品和広氏の本を読んで、伊丹敬之氏のことを知りました。 氏の代表作と言われている「経営戦略の論理」を読む前に、慣れておこうということで、この本をまずチョイスしました。 200ページちょっとで、1ページあたりの文字数も少ないため、すぐに読み終わりました。 なぜ失敗の落とし穴にはまってしまうのか?という逆からの視点で、経営戦略を解説し、落とし穴にはまることをどうやって防ぐのかを解き明かしてくれます。

  • Mitz

    思考プロセス及び戦略内容の落とし穴…。具体例の乏しさは、著者が学者である事を鑑み差し引いて考えるとして、なかなか参考になる内容であった。企業の経営戦略を前提に書かれているが、自分の身に落とし込んで考える事で、より切迫感を増したものとなる。組織固有の論理・性格がある一方で、組織は個人の集合体であるという事実は揺るがない。終章「人間性弱説(人は性善なれど、弱し)」では、自分の弱さを自覚する事の肝要さを痛感する。…冒頭、具体例が少ないと書いたが、反面、挙げられた例は好事例ばかり(特にビール業界のシェア逆転劇)。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items