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金槐和歌集論 定家所伝本と実朝

今関敏子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903996967
ISBN 10 : 4903996964
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

実朝の内なる光と影。遺された和歌を置き去りにして実朝を語ることは出来ないでしょう。実朝にとって定家所伝本はひとつの到達点であり、その世界の統合性は、自ずと成熟した精神、治世者としての有能さをも物語っています。

目次 : 序章 配列構成の特質―時空認識と表現の連鎖/ 第1章 四季の天象(風/ 松風/ 霞と霧)/ 第2章 歌材としての植物・動物(桜/ 鴬/ 時鳥・撫子・瓜/ 雁/ 千鳥)/ 第3章 東国の歌人たる実朝(空間認識の東国性―歌枕と実朝/ 羈旅歌―伝統の踏襲と独自性/ 後鳥羽院と実朝―周縁から中心を学ぶ/ 君臣の交流―実朝と信生法師/ 恋歌の東国性とジェンダー―“待つ女”・“待つ男”)/ 終章 歌学びの達成と実朝的世界

【著者紹介】
今関敏子 : 日本文学研究者。川村学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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