Product Details
ISBN 10 : 4087211150
Content Description
一九七〇年代をピークに減少した日本のストライキだが、近年、再び盛り上がりを見せている。しかも、かつての企業労組主導のものとは異なり、最近のストには世間も好意的だ。実は、産業構造の転換により、日本でもストを起こしやすい土壌が生まれていたのである。一方、海外では、現在まで一貫してストが頻発している。しかも近年は、教師が貧困家庭への公的支出増額を訴えるなど、自身の待遇改善だけでなく「社会問題の解決」を訴える「新しいスト」が行われ始めているのだ。アップデートされ世界中で実践されている新しいストを解説し、日本社会を変える道筋を示す。
目次 : 第1章 ストライキの「原理」―東京駅自販機争議の事例から(ストライキの「原理」/ ストライキの種類 ほか)/ 第2章 新しいストライキ(これまでの「主役」は交通系のストライキ/ 日本のストライキの特徴 ほか)/ 第3章 今、世界のストライキは(世界のストライキの三つの傾向/ 職業別・産業別労働組合を目指す台湾 ほか)/ 第4章 資本主義経済の変化と未来のストライキ(20世紀型の労働運動/ 何が変化したのか? ほか)
【著者紹介】
今野晴貴 : 1983年生まれ。NPO法人「POSSE」代表理事。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』(文春新書、第一三回大佛次郎論壇賞受賞)、『ブラック企業ビジネス』(朝日新書、第二六回日本労働社会学会奨励賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
skunk_c
読了日:2020/04/02
けんとまん1007
読了日:2020/05/15
おたま
読了日:2020/12/09
富士さん
読了日:2020/04/20
tolucky1962
読了日:2021/10/24
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .