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テレビマン伊丹十三の冒険 テレビは映画より面白い?

今野勉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130530323
ISBN 10 : 4130530321
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

『遠くへ行きたい』『天皇の世紀』『欧州から愛をこめて』など伊丹と共に番組を制作してきた盟友・今野勉が綴る、テレビマン伊丹十三の冒険の軌跡と記憶。

目次 : 第1章 潔癖な完全主義者だったエッセイスト伊丹十三さんがテレビに出会うまで(伊丹十三さんの原点/ 伊丹さんとの出会いまで/ 最初の出会い ほか)/ 第2章 「映画的である、よりもテレビ的であることが面白い」と言ったことのある伊丹十三さんについて、是枝裕和さんと語る(伊丹十三賞の是枝裕和さんと対談―『遠くへ行きたい』と『天皇の世紀』をめぐって/ ドキュメンタリー・ドラマをめぐって/ 自由な人々を撮るのは自由な人々でなければならない(『今野勉のテレビズム宣言』(フィルムアート社)より))/ 第3章 己れをまったく消し去って、出会った人々の語りを、ただただ忠実に書き写す、という聞き書きに熱中していたテレビ時代の伊丹十三さんであったが、その作業は期せずして映画作りの助走路となっていた(テレビから映画へ/ 父・伊丹万作のこと/ テレビマン時代に並行してやっていたこと=聞き書き ほか)

【著者紹介】
今野勉 : 演出家、脚本家。1936年秋田県生まれ。北海道夕張市育ち。1959年ラジオ東京(現・東京放送)入社、テレビ演出部配属。『土曜と月曜の間』『七人の刑事』などのドラマの演出にたずさわる。1970年仲間とテレビマンユニオン創立。『遠くへ行きたい』『欧州から愛をこめて』『海は甦る』などを演出。1995年のドキュメンタリードラマ『こころの王国・童謡詩人金子みすゞの世界』で芸術選奨文部大臣賞受賞、2020年、NHK『宮沢賢治 銀河への旅』の演出と長年にわたるテレビへの貢献が評価され、第61回毎日芸術賞特別賞を受賞。他にイタリア賞、放送文化基金賞個人賞など受賞多数。2020年文化功労者。1998年の長野冬季オリンピック開・閉会式のプロデューサー(会場演出・映像監督)、元・武蔵野美術大学映像学科教授。現在、テレビマンユニオン最高顧問、放送人の会代表幹事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 大泉宗一郎

    映画監督・俳優・デザイン・随筆などで多くの功績を残した伊丹十三。その彼を出演者に迎えたTVドキュメンタリーを数多く手掛けた著者が、映画監督へ転身する直前の”テレビマン”としての伊丹の足跡を記す。二人がタッグを組んだ『天皇の世紀』という番組がとにかく面白く、ドキュメンタリーとドラマの境を絶えず行き交う構成と軽妙な語り口で、その自由な発想の原点や裏話などが描かれるものと期待したが、著書による根拠の弱い伊丹論がある程度の割合を占め、あちこちに筆が走るせいで若干読みにくかった。テレビ史の貴重な証人ではあるが…

  • takao

    ふむ

  • レンコン餅

    テレビから映画にフェイドアウトしていった経緯も赤裸々に書かれていた。蓮實さんのエピソードは、とても切なかった。NHKがやっていたフェイクドキュメンタリーの元祖を伊丹さんが行っていてスゲーーってなった

  • tkm66

    是枝監督との対談部分がやや冗長。

  • 遠藤 悪

    面白く読んだ。テレビでものを伝えることへの批評が伊丹十三にはあった、と。 それは、番組で話し始める前にニヤっと笑う仕草とか、番組の画面にカメラとかを持ったスタッフが映ってるとか。 テレビの内容は絶対なものじゃない、作り物だという前提での番組制作。 テレビ番組がテレビ批判になっている面白さを感じる。

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