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怪談 民俗学の立場から

今野円輔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122046306
ISBN 10 : 4122046300
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幽霊は、ほんとうに出るものだろうか―私たちは理屈では否定しながら、わりきれぬ実感を持つ。霊魂信仰からいかさま心霊術まで、豊富な事例をもとに「怪談」の謎に迫る。近代社会の片隅に息づく妖怪、幽霊…名著『日本怪談集』の著者による、他に類のない「怪談学」の必読書、堂々復刊。

目次 : 1 幽霊・妖怪の登場/ 2 幽霊の歴史性/ 3 妖怪変化百態/ 4 神がみの零落と霊魂信仰/ 5 怪談は生きている/ 付録 霊魂現象の調査手帖―人生観・思想史を学ぶ人びとのために

【著者紹介】
今野圓輔 : 1914(大正3)年福島県生まれ。1941年慶應義塾大学文学部国文学科卒業。民俗学専攻。佐藤信彦、折口信夫から民俗学の薫陶を受けるとともに、柳田國雄に師事。毎日新聞に勤務しつつ、民俗学研究所理事、日本民俗学会評議員などを歴任。1982年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • へくとぱすかる

    今でこそ、怪談・怪異を民俗学研究のひとつの分野とするのは普通だが、ジャーナリスト今野円輔は、柳田国男以来の研究を推し進めて、最初に現代の怪談を対象にした。いわば「学校の怪談」などの登場するきっかけになったと言えるだろう。原著は1957年。当時よりは怪異を肯定する人は少ないと思いたいところだが、たびたび起こる流行を考えると、冷静なスタンスでいることは意外に難しい?

  • 岡部淳太郎

    資料蒐集の一環として読んだが、ちょっと物足りなかった。

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