Product Details
ISBN 10 : 4326851759
Content Description
言葉化を逸せられたものたちの悲哀の息吹に耳を澄ます詩人たち。ノヴァーリスからホフマン、賢治、ネリー・ザックスまで、初期ロマン派の情報処理術から今日のシミュレーション・アポカリュプスまで、詩業の根幹にせまり、メディアと感性のあわいを突く尖鋭にして華麗なエクリチュール。
目次 : 越境者たち(「橋」ものがたり/ 流亡の歌―ネリー・ザックスにおけるユダヤ・亡命・境界/ 異郷にて―シューマン『リーダークライス』とアイヒェンドルフの詩)/ 闇のエクリチュール(光と影のメディア戦略/ 狂乱する書記―初期ロマン派におけるセミオテクニックの始動/ ワーグナーにおける女性像―ロマン派から「世紀末」へ)/ 地下世界ネットワーク(地下世界通信/ 賢治とノヴァーリス―鉱物幻想の世界/ メルヒェン考―ゲーテからノヴァーリスへ)/ 増殖するもの(「廃墟」とロマン主義―断片が生い育つ/ レンズ・襞・図書室―文学装置としてのバロッキスム/ 鏡とモデルネ―初期ロマン派からの美的転回)
【著者紹介】
今泉文子 : 1967年東京大学文学部美学科卒業。1968年東京大学文学部独語独文学科卒業。1974年東京大学大学院博士課程独語独文学科満期退学。現在、立正大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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iwri
読了日:2011/11/09
ぷほは
読了日:2015/04/11
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