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ISBN 10 : 4779128099
Content Description
「経験したことを書いて社会のためになるような本を出しなさい」―いつも社会に役立つことを念頭においていた父の言葉だった。誰もが直面するであろう「問題」…多岐にわたる介護サービスを利用者の視点からエピソードをまじえて、現実の介護・看護と、映画において表象された「フィクション」としての介護・看護の問題点を剔抉する著者渾身の書。
目次 : 第1部 介護の現状(スタートは要介護認定申請/ ケアマネージャーを見つける/ 元気なときにデイサービスへ通う/ ショートステイの体験と老人ホームへの入居/ 訪問介護を担うヘルパー ほか)/ 第2部 介護の映画(ヘルパーを利用しない―一九七〇年代/ 自宅へ連れ戻し介護する―一九八〇年代(1)/ 在宅介護の限界―一九八〇年代(2)/ 老々介護の明暗―一九九〇年代/ デイサービスの登場―二〇〇〇年代(1) ほか)
【著者紹介】
今泉容子著 : 筑波大学名誉教授。名古屋市生まれ。名古屋大学大学院博士課程在学中に米国留学、イエール大学から1985年に博士号(Ph.D)を取得。文学博士。専門は映画研究および英文学研究。名古屋大学、筑波大学にて教鞭。フルブライト、ハーヴァード・イェンチェン、ブリティッシュ・カウンシルなどのフェローとして米国や英国にて研究。後年、それらの研究助成の選考審査委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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