Books

薔薇をさがして…

今江祥智

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776400905
ISBN 10 : 4776400901
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中学生の昭夫は、父親の突然の死で、西洋居酒屋を始めた母親を助けて厨房で立派に働いている。ある日、店に不思議な少女が現れて…。ファンタスティックなラブストーリー。

【著者紹介】
今江祥智 : 1932年生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。編集者を経て、絵本、童話、小説、エッセイ、評論、翻訳など幅広いジャンルで活躍。『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(絵/片山健、童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(絵/長谷川義史、BL出版)で日本絵本賞を受賞

宇野亜喜良 : 1934年生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。カルピス食品、日本デザインセンター、スタジオ・イルフィル、スタジオ・Reを経てフリー。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞挿絵賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞など受賞多数。1999年には紫緩褒章を受章。小説の挿絵、書籍の挿画・装丁、舞台・映画のポスター等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    大好きな宇野亜喜良氏の絵に惹かれて読みました。出稼ぎで一家を支えていたお父さんが亡くなり、病弱な母がバーテン、昭夫君がコックとして自宅をバーとして営業することになる。兎のような銀色さんがかつてのクラスメートとお父さんから夢で知らされます。御父さんと居るのに大人の女の艶めかしさを垣間見せる京子さんへの仄かな恋が叶わないと知った昭夫君の大人びた態度とその時の気持ちを唄うようなシャンソンをかけたお母さんへの感謝の気持ちの対比が瑞々しいです。兎や薔薇はやはり、比喩なんだろうな。

  • ネロ

    宇野亜喜良さんファンなもので…「薔薇をさがして」は有名なジャズナンバーなんですが、いまいち本編と結びつかないというか、内容が頭に入ってこず(^_^;)ごめんなさい、またゆっくり読みます。

  • かおりーぬ

    今江祥智✕宇野亞喜良のファンタジー。すべてのかつて少年だった男の人達は薔薇の香りを探し続けているのかもしれない。。。

  • nemuro

    そういえば、「ぼんぼん」とか「兄貴」とか、今江祥智さんの本の表紙や挿絵って宇野亜喜良さんだったようなようなことを思い出しました。「『薔薇をさがして』か・・・。古いシャンソンじみたジャズだ」とのくだりがありますが、さて、ジャズにそんなタイトルの曲があったでしょうか。まあ、きっと、物語の中の架空の曲なのでしょうけれど。ところで、物語絵本三部作の「オリーブの小道で」と「天国での暮らし方」も少し気になるところではあります。

  • nekonekoaki

    2006年11月1日第1刷発行。『子供の本 持札公開』(2003年)収録の「薔薇をさがして......」を底本に絵を新たに描きおろしたもの。宇野亜喜良さんの画が一瞬にして物語のなかに連れていってくれます。銀いろさん、少年のような天使の羽根。じっとこちらを見つめるウサギの眼。飛び去った香りに導かれて薔薇にたどり着けるのだろうか。旅立つ少年を想像しながら心地よい余韻に浸りました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items