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なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか 『光市母子殺害事件』弁護団を解任された 泣き虫弁護

今枝仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594056353
ISBN 10 : 4594056350
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan

Content Description

実際の裁判を「死刑廃止論」に利用し、「復活の儀式」「母胎回帰ストーリー」といった荒唐無稽な主張を展開させ、空前絶後のバッシングにさらされた光市事件弁護団を“解任”された男が、事件の真相を衝撃告白。

【著者紹介】
今枝仁 : ’70年、山口県生まれ。弁護士。広島弁護士会所属。まこと法律事務所。私立広島学院高校を留年を重ねて中退後、20歳で大検を取得。北九州大学商学部経営学科中退。上智大学法学部法律学科卒業。’96年、東京地方裁判所刑事部事務官に任官。’98年、裁判所職員として勤務しながら司法試験合格。’00年、東京地方検察庁検察官に任官。’01年、検事を退官して広島弁護士会に弁護士登録。広島弁護士会刑事弁護センター副委員長、広島被害者支援センター監事等を務める。’07年の光市母子殺害事件における最高裁差し戻し審より被告弁護団に参加するも、弁護団内の軋轢から、「解任」騒動に発展。テレビ番組を通じて弁護団への懲戒請求を扇動したとして、現大阪府知事の橋下徹弁護士を民事提訴している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾

    △Fの生い立ちはそうなのかも知れませんが、やはり同情の余地はないです。弁護団内部の話は一つの方向で向いているわけではないので致し方ないと思いました。文章が私にあわないのか読みづらかったです。

  • ゆっこ09

    「なぜ君は〜」と反対の立場を読んでみようと思ったんだけど読んでから時間が経ち過ぎていてなんでこの本が読みたいリストに入ってるかもしばらく思い出せなかった。筆者の生い立ちが長過ぎてそこまで興味ないよと思った。F君の家庭環境考えると同情の余地はあるけどやっぱり人殺しは人殺しだよ。

  • eri

    山口母子殺人事件の犯人F君を弁護した今枝仁のサクセスストーリー。「こうして私は弁護士になった」的な本でした。被害者家族の意見陳述は印象的であり今後の司法の在り方を含め冷静な文面で驚きました。今枝弁護士の幼少期から現在に至るまでの多種多様な経験が余計にF君に対し感情移入してしまう理由なのですね。一見すると直ぐに逃げ出す根性の無い人と思って読んでいましたが、これからは責任ある頼もしい弁護士として活躍して欲しいと思います。

  • 感想長いよ

    死刑確定を機に一読。福田死刑囚の自殺した実母に対する言葉「守れなかった」が印象的。これは妻子を殺害された本村さんの想いでもある。悲劇の連鎖反応だと鬱屈した。母性説は金品窃取までしている悪行には通用しないので全ての因にするのは甘い。にしても、マスコミの扇動術は恐ろしい。露悪的報道ばかりじゃ誤解が生まれて当然。数々の失言内情にも納得。弁護団も壮絶だなーと関心。今枝弁護士と福田死刑囚、双方とも苦しい生い立ちだが、雲泥の差が開いたのは何故かと考え頭を抱えてしまう。

  • misokko

    「なぜ君は絶望と戦えたのか」の後でこの本を知って読んでみた。解任された弁護士さん今枝さんからみた経緯や弁護団のあり方、そして彼の生い立ちや人生が書かれた本。 弁護団のゴタゴタよりも彼の人生の方が興味深かった。同郷、同い年で子供の頃の葛藤は私の経験とも重なりよく理解できた。進学先で挫折を味わったようだが、別の進路(学校/公立の進学校)に進んだらその先の人生は違ったかもな。と思うところもあった。

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