Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 夢追人００９

  読了日：2023/12/31

  今村翔吾さんが日本全国四十七都道府県の戦国武将のエピソードをドラマチックに描いた掌編集の企画本・西日本編２４人衆です。私が西日本の人間と言う事もあって本集の武将達の心情が自分の感性にマッチしてよく理解できましたね。史実に現代人の感性を加味した物語は読み易くて心にスーッと入って来るのは著者の実力で時代劇に不慣れな方にも自信を持ってお奨めしますね。私は毛利元就の有名な三本の矢の逸話のアレンジ、齢９３歳で出陣した老将・龍造寺家兼、雷が体に直撃しながら雷神の如く戦った戸次道雪が大好きです。#NetGalleyJP

• starbro

  読了日：2024/02/16

  今村 翔吾は、新作中心に読んでいる作家です。１月に読んだ東日本編に続いて、漸く西日本編を読めました。これで47都道府県制覇です。 オススメは、［広島県］十五本の矢　毛利元就＆［滋賀県］四杯目の茶　石田三成＆［三重県］何のための太刀　北畠具教です。 https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-85590-5

• 旅するランナー

  読了日：2024/01/22

  各都道府県に一人づつ、戦国武将の素敵なお話。あの有名なエピソード、毛利家(広島県)の三本の矢、石田三成(滋賀県)の三杯の茶の先にこんな面白い話があるんですね。その他も全てが心に残る、深イイ話。これ程のレベルの作品を快刀乱麻に揃える、今村さんの知識と能力には軍門に下るしかありません。降参です〜。

• しんごろ

  読了日：2025/11/08

  西日本編は、わりと知ってる武将が多かったな。掌編だから、逸話にスポットを当てて話を膨らませて、今村翔吾流の武将像にした話が多かった気をする。東日本編の時もそうだったけど、いくつかチョイスして長編にしてほしいなと思う。戸次道雪、亀井茲矩、伊東祐兵、謝名利山の話が個人的には好きかな。黒田官兵衛の話も東日本編の竹中半兵衛の話と繋がりあり面白く読めた。長編、短編はもちろんのこと、掌編でも、今村翔吾が描く武将はかっこよい。

• いつでも母さん

  読了日：2024/01/12

  西日本編24名。こちらの方が知ってる名前が多いのは何故？誰にも言われてないがその中で1人かぁ・・これが難しい（東日本編の時はビビッと来たのだが）なので数名。三重県・北畠具教、宮崎県・伊東祐兵、熊本県・加藤清正、福岡県・立花宗茂。そして、豊臣秀吉の牛蒡の話も良かったなぁ。戦国時代が苦手な方も、この東西の武将伝から始めると好いかもしれないなぁ・・なんてことを思った。

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