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災害記録を未来に活かす デジタルアーカイブ・ベーシックス

今村文彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585202820
ISBN 10 : 458520282X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

記録を残し、伝えていくこと、そして、デジタルアーカイブを防災に活用することの意義。2011年の東日本大震災、2014年の豪雨による広島市の土砂災害、2016年の熊本地震…。こうした震災・災害の記憶を風化させず、同時に未来の防災に活かしていくためにも、その記録を、いかに残していくか。各種機関・企業が行なっているデジタルアーカイブの取り組みの実例を紹介。

目次 : 序論 震災・災害デジタルアーカイブの今日的意義―新しい防災文化の創生を目指して/ 第1部 震災・災害の記録を残すことの意義と目的(震災・災害アーカイブの役割と歴史的変遷と現状/ 放送局による東日本大震災アーカイブの意義―NHK東日本大震災アーカイブスを事例に/ 震災の記録を横断する―国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)の意義と課題)/ 第2部 復興に向けて人々の声、地域の歴史を残す(東北からの声―口承記録デジタルアーカイブから防災・減災のためのアプリケーションへ/ 「命の軌跡」は訴える―東日本大震災、地方紙とデジタルアーカイブ/ 市民の力で地震史料をテキスト化「みんなで翻刻」)/ 第3部 未来のためのデジタルアーカイブ―震災・災害情報の利活用(災害の非可逆性とアーカイブの精神―デジタル台風・東日本大震災デジタルアーカイブ・メモリーグラフの教訓/ 歴史地震研究と日記史料有感地震データベース/ 防災科学技術研究所の災害資料とデジタルアーカイブ―自然災害資料の収集・整理・発信/ 記憶の解凍―資料の“フロー”化とコミュニケーションの創発による記憶の継承)

【著者紹介】
今村文彦 : 1961年生まれ。東北大学災害科学国際研究所教授・所長。専門は津波工学と災害科学

鈴木親彦 : 1980年生まれ。ROIS‐DS人文学オープンデータ共同利用センター特任研究員。専門は人文情報学・文化資源学・出版学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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