Product Details
ISBN 10 : 475892550X
Content Description
関連性理論・言語行為理論・グライス理論・新グライス派・認知言語学という五つの語用論理論にわたって、その特徴を適切に記述し、相互の差異を明らかにし、そのうちのあるものについては鋭い批判を加えている。語用論の入門書にとっても、専門家にとっても、自分の研究を進める上での至上のガイドラインである。その語り口は平易であり、処々に散りばめられたコラムは笑いを誘う。
目次 : 序論 語用論とはなんだろう(意味論と語用論/ 意味研究小史)/ 第1章 関連性理論(真理条件的意味論からの決別/ 意味確定度不十分性のテーゼ/ 語用論過程/ 関連性/ モジュール/ 語用論過程モジュール性)/ 第2章 言語行為理論・グライス理論・新グライス派(最初の本格的語用論・言語行為理論/ グライス理論/ グライス理論をどう評価するか/ 新グライス派)/ 第3章 認知言語学(言語の“独自性”の否定/ 言語研究は認知全般との関連において行わなければならぬ/ 認知言語学の「成果」/ 関連性理論によるモジュール説/ 認知言語学には「窓」がない)
【著者紹介】
今井邦彦 : 1934(昭和9)年生まれ。1957年東京大学英吉利文学科卒業。文学博士。東京都立大学教授、学習院大学教授を経て、東京都立大学名誉教授。専門は音声学、統語論、語用論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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わんぱら
読了日:2020/04/01
八乙女かもめ
読了日:2015/07/03
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