今井清一(歴史・政治学)

Individuals/organizations Page

Books

横浜の関東大震災

今井清一(歴史・政治学)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896602012
ISBN 10 : 4896602013
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「海岸より望見すれば、残存する家屋なし」。被害の実態や避難の諸相、通信・交通網が遮断され、孤立した中での惨劇、救援活動などを史料と遭難記・回想を手がかりに描き出す。

【著者紹介】
今井清一 : 1924年群馬県生まれ。横浜市立大学名誉教授。専攻は日本近代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • なおこっか

    地震から火災発生までやや間があった東京と異なり、震源地に近い横浜は地震と火災はほぼ同時に来た。官公庁も火災により機能喪失、翌日以降の応援物資も配給できない有様。住民が主体的に居場所や食糧を確保するも、その行為は掠奪と表裏一体であることも。ロシアからの支援は共産主義への怯えから断るあたり、今のリビアでも起きているような。東京と横浜が行き来できるより前、1日夜には朝鮮人についてのデマが流れたので、地域を越えた流布ではなく、各地発生したのだろう、と著者。朝鮮人に対し後ろ暗い思いがあるからだ、と吉野作造。

  • 紫草

    関東大震災についての本はかなり昔に何冊か読んでいるはずなのですが、それらはほとんど東京について記述のみだったと思います。むしろ横浜の方が被害が大きかったのだとは知りませんでした。というか、横浜も東京も同じようなものだと思っていたので、違いがあるかもなんて気にしてもいませんでした。朝鮮人虐殺についても、いつ、どこで、なぜ、そのような流言が発生し広まっていったか細かく検証しています。何しろすべて焼けてしまい、役所は全く機能せず、なので、確かなことはわからないのですが。

  • ホンドテン

    図書館で。とかく東京の被害に記述が集中しがちであり、震源に近い横浜の状況は断片的なものが多いが、その空白に答えたのがこれである。著者は原因は横浜周辺の被害の甚大さゆえに報告、記録さえままならなかったからであると指摘する。記述される被災状況(市街地の90%焼失)はそれを裏書きするに充分。特に吉村本でも指摘される流言飛語の発源とされる山口正憲らの略奪については裁判記録まで引用しており、収穫だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items