Books

ガラスの巨塔 幻冬舎文庫

今井彰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344420236
ISBN 10 : 4344420233
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

巨大公共放送局で三流部署ディレクターから名実ともにNo.1プロデューサーにのし上がった男がいた。手掛けた「チャレンジX」は視聴率20%超の国民的番組となり、特別職に誰よりも早く抜擢される。しかし、天皇と呼ばれる会長が失権すると事態は一転し…。組織内部に渦巻く野望と嫉妬を、元NHK看板プロデューサーが描ききった問題小説。

【著者紹介】
今井彰著 : 1956年大分県生まれ。80年NHK入局。NHKスペシャル「タイス少佐の証言」(文化庁芸術作品賞受賞)や、2000年に立ち上げた「プロジェクトX 挑戦者たち」(菊池寛賞、橋田賞受賞)など、数々の番組を担当。エグゼクティブプロデューサーを経て09年退局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 遅筆堂

    未だにマスコミの方々とはお付き合いがあるし、あることを某会長にお願いをしたこともあるのだが、その実態となるとそれぞれでマスコミ=悪という構造は必ずしも事実ではない。しかしながら、この小説にあるように権力構造とマスコミの頂点、上から目線的な、あるいは広告料をとらない官僚的構造はある。著者の出身からして事実ではないかと思ってしまうほどリアルであるが、小説としても充分楽しめる。白い巨塔を思い出したが解説でも触れられていて納得。実に面白い寝不足を引き起こす逸品。

  • うろん

    赤い追跡を先に読んで失敗した。こちらが先だったのか。西が入社当時から不遇をかこつていたのはよくわかったが、やはり、キャラクターが強烈すぎる。某放送局の実話を基にしていることがよくわかるだけに、今井彰さんも、こういうキャラクターの方なのかと、つい思ってしまいます。

  • しんこい

    赤い追跡者が面白かったので、前作を手にとりました。湾岸戦争を舞台にしたドキュメンタリー制作の話に迫力あるものの、それを上回るような組織内部の抗争や嫉妬による妨害のすさまじさにげんなりするくらい。作者も自分の中で昇華できていない感じすらしました。

  • fukafkacraft

    固有名詞は変えてあるがプロジェクトXで活躍した著者自身の自伝的ノンフィクション。かなり面白くプロ作家なみに文が上手い。読みやすく緊張感も持続する。冒頭から心に響くエピソードも多い。前半は僅かな頁で何度も感動を誘われるが、後半は著者の一方的な被害者意識が鼻につく。敵ばかりの中で大変な思いをしたようだが、組織の中で目立つ者の宿命。味方が1人もいない経営者だって沢山いるんだから甘ったれてる。自身を俯瞰して見ることが出来たら嫌われずに済んだかも知れないし、作品としてもっと奥行きが出たと思う。

  • tecchan

    NHK「プロジェクトX」等のプロデューサーとして活躍した著者の自伝的小説。放送局内部のドロドロした人間関係や官僚的体質、そして番組がつくられるまでの苦労等が描かれている。 それにしても最近のNHKは、会長問題だけでなく、番組自体、特に、報道やドキュメンタリーが面白くなくなったと思うのは自分だけだろうか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items