モノノ怪 執 角川文庫

仁木英之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041121641
ISBN 10 : 4041121647
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

猪苗代湖畔の天守に夜になると現れる姫、深川の長屋住まいのつくり花師を取り込んだ妖狐、古戦場に現れる獰猛な妖怪、本郷前田藩の屋敷近くに出る顔を剥ぐ怪物など、モノノ怪あるところに現れる妖しき薬売り。「形」「真」「理」の3つが揃うとき、薬売りの持つ“退魔の剣”の封印が解かれ、モノノ怪を斬る!斬新な世界観で多くのファンを魅了した和製ホラーアニメ『モノノ怪』に登場する謎多き薬売りのスピンオフ小説、全6話。

【著者紹介】
仁木英之 : 1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨―五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • めんつゆ さん

    つい購入。原作には当時かなり熱中した記憶が。面白かったが率直に言えばやはり何か物足りないような、内容や薬売りのキャラクターからみても(スピンオフとはいえ)原作との距離を感じずにはいられないような印象。逆に言えば原作にどれだけ魅力を感じていたのかということでもあり、それでも一貫して残る「モノノ怪を斬るためだけにそこにいる」という薬売り存在の超然的ストイックさとその求心力が浮かび上がるように思い出す。その意味では「文車妖妃」の最終盤の異様さ(色々な意味で)が良い味出してると思った次第

  • ちいこ さん

    独特の世界観ゆえに、物凄く読みにくかった。もう少し薬売りさんを出してほしかったなぁ…。

  • 高宮朱雀 さん

    モノノ怪のスピンオフ版という。アニメの方を良く覚えていなかった事もあり、また違う楽しみ方の出来た一冊だった。 形・真・理、全てが揃わなければ斬れないと常々、薬売りは口にしているが、今著のタイトルにもなっている執の字の通り、人の持つ強欲さや驕り、現在で言うマウンティングなど表立っては見えにくい穢れが次々と剥がれて行く姿は圧巻。 俗に言われる一皮剥けたという事になるのだろうが、人は慣性の生き物なので、喉元過ぎれば同じ事を繰り返さないとも限らない。そういう意味では少し気掛かりであり、意味深な終わり方。

  • 葉鳥 さん

    『モノノ怪』スピンオフ作品。映像作品も全てを理解するのはなかなか難しいもの揃いだが、文章で読むと尚のこと難しい…!というわけで概ね雰囲気で楽しんだ。後半の3作が好み。映像になったらどうなるのか観てみたい。

  • ぬ。 さん

    薬売りさんのモノノ怪討伐お仕事小説。本作では薬売りさんはひたすら脇役に徹しているけれど、普段のお仕事はこんな感じで、自身がその本筋にも深く入り込んで、とりわけ見た目が派手なエピソードが映像作品として採用されてるのかな。『妖〜ayakashi〜』と『モノノ怪』の化猫然り、『モノノ怪』と本作ののっぺらぼう(ぬっぺらほふ)然り、当然のことではあるけど、時と場所と人が違えば、怪異の本質も全く別物になるのおもしろい。「皆々様の真と、理、お聞かせ願いたく候」も「解き、放つ」も「トキハナツー!」も聞けなくて物足りない。

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仁木英之

1973年大阪府生まれ。信州大学人文学部に入学後、北京に留学、2年間を海外で過ごす。2006年『夕陽の梨―五代英雄伝』で第12回歴史群像大賞最優秀賞、同年『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞を受賞。「僕僕先生」シリーズは読者の圧倒的支持を集め、ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行

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