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今昔続百鬼-雲

Natsuhiko Kyogoku

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062754200
ISBN 10 : 4062754207
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2006
Japan

Content Description

「あなた―妖怪お好きですか」。その男は真顔で尋ねる。これぞ多々良勝五郎大先生。人の迷惑顧みず、怪異求めて六十余州を西東。河童に噛み殺された男、物忌みの村を徘徊する怪人、絶対負けない賭博師、即身仏の神隠し…。センセイの行くところ、およそ信じがたい出来事ばかり待つ。して、その顛末は。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちょろこ

    多々良センセイを楽しめた、一冊。さすが我が道を行く妖怪研究家の多々良センセイ。沼上くんとのある意味ナイスコンビの珍道中はとにかく肩の力を抜いて楽しめた。噛み合わない会話も自分中心の世界も…イラッとクスッと、第三者的にはとても楽しめる人物だ。何かに熱くなれる、熱く語る人って、なんだかうらやましくもある。最終話はかなりのピンチにもかかわらず、笑いしか出ないのもこの多々良センセイのキャラの成せる技か。思いがけない人物の登場で最後はうれしさと共にピシっとひきしまった感じがして良かった。

  • 優希

    面白かったです。多々良先生を主人公にしたスピンオフ。「妖怪はお好きですか?」と尋ねつつ、津々浦々、人の迷惑を顧みずに行動する先生に笑わされました。先生の行くところ、必ず何か事ありき。しかも妖怪絡みの信じられないことというのがツボにきます。先生に振り回される沼上くんの大変さに同情しつつ、何だか羨ましいなと思ったり。でも実際に多々良先生に振り回されると想像すると、それもちょっと嫌かもしれないですが。最後に秋彦さんがチラリと出てくるのも憎い演出です。

  • 勇波

    多々良先生面白い!「ぬ」君もいい味出してる。。この二人が中心の物語をもっと読みたいです。最後は京極堂がサラッと落としていきました。あと富美ちゃんと京極堂の会話のシーンが見てみたい。富美ちゃんなら対等に話ができるかもね★

  • はらぺこ

    このシリーズで「俺は〜。俺が〜」は初じゃないでしょうか?初対面の何か知らん人に「俺」って言われるのは嫌いです。なので沼上は嫌い。それに愚痴ばっかり言うし。 多々良先生のイメージは『塗仏の宴』の時と比べて何か違う気がしました。目的地まで直線距離で行くって男塾出身者か!? どこにでも駆けつけてくれる富美ちゃんはカワイイので好き。 京極堂が登場する『古庫裏婆』が好き。その他の事件は同じ様な解決の仕方なので飽きます。でも、そこがこの作品の売りやと思うので否定はしません。

  • 湯湖

    本編での多々良センセイの印象は、ただの妖怪オタク(失礼)で、そんなにインパクトはなかった。が!なかなかのキャラで、あの榎木津といい勝負。沼上との名?コンビの珍道中は、何故か事件に巻き込まれ、最終話では、あの人との出会いも描かれている。スピンオフ3編を読了したので、次は本編に戻ります。

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