文庫版 今昔百鬼拾遺 月 講談社文庫

京極夏彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065190265
ISBN 10 : 4065190266
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
追加情報
:
1106;15

内容詳細

昭和二十九年。三月に駒澤周辺で起きた連続通り魔事件を皮切りに、房総での連続水死、高尾山での登山客失踪と東京周辺で相次ぐ怪事件。「稀譚月報」記者の中禅寺敦子は、女学生・呉美由紀の相談を受け、事件解明に乗り出すことに。怪奇が残酷な真相に反転する稀譚小説。百鬼夜行シリーズ最新作。

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年北海道生まれ。’94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。’96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞受賞。’97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、’04年『後巷説百物語』で直木賞、’11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞を受賞。’16年遠野文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • とも さん

    とてもスカッとしながらも、ちょっと後ろめたい気持ちになり、考えされられた。 何を大切にしなければならないか、自分に出来ることは何かを考え、行動していきたい。

  • 優希 さん

    文庫で再読です。『鬼』『河童』『天狗』の合本になりますが、京極さんはこの分厚さだよなと懐かしくなりました。

  • Richard Thornburg さん

    感想:★★★★★  百鬼夜行シリーズのスピンオフ。  久々に京極センセのサイコロ本だと勇んで予約販売で手に入れたのですが、内容的には昨年に読んだ『鬼』『河童』『天狗』三部作の合冊版です。  でも1話ずつバラバラで読むよりは、一気読みするほうが京極ワールドにどっぷり浸れていいかも。  どれも再読ってことになるんで、かなりじっくり読み込めた気がするんですけど、一気読みしてみて個人的に一番よかったなと思うのは『河童』ですかね。 

  • はやしま さん

    自立する。これぞ京極作品w「鬼」:本作だけで40ページ近い加筆。内容もしっかり骨太になって本拠地講談社文庫らしさがある。「河童」:二度目もやはり”彼”に哀しさ・哀れを感じる終り方。磯部警部と益田の例の事件の時のことを確認したくて『絡新婦の理』を再読してしまった。「天狗」:こんな粗忽で愚かな動機があって良いものか。美弥子さん、いや美由紀同様憤ってしまう。敦子の調査力・分析力が磨かれ、美由紀もより相手に伝えられる言葉が出てきている気がした。分冊版では『天狗』、合本版では『河童』がお気に入り。

  • 白いワンコ さん

    『鬼』から『ヒトごろし(上)・(下)』を経て『河童』『天狗』読了。いずれも凡そ二年半振りの再読だったものの、今回本来(?)の順で読めたことによる気づきが多数あった。百鬼夜行シリーズは作者の俯瞰感を見上げる感じが心地よいのだが、この連作は思想的にこれまでより降りてこられたような気がして、それがまた親しみやすさに変じている。『河童』冒頭の女学生談義はもっともっと長大だった記憶が…改められました

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京極夏彦

1963年北海道生まれ。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年、『魍魎の匣』(講談社ノベルス)にて第四九回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。1997年、『嗤う伊右衛門』(中央公論社)にて第二五回泉鏡花文学賞を受賞。2003年、『覘き小平次』(中央公論新社)で第一六回山本周五郎賞を受賞。200

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