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妖怪画本・狂歌百物語

京極夏彦 / 多田克己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336050557
ISBN 10 : 4336050554
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

好評の妖怪画集シリーズ、最新作。豆腐小僧、船幽霊、轆轤首、姑獲鳥など、オールカラーの妖怪画100点と、妖怪をテーマにした狂歌で構成された『狂歌百物語』を完全収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ♡kana*

    安定の京極さんの解説。絵も綺麗。手元に置いておきたい☆ そういわれてみれば、今の世の中は、野暮なのかも。何でも、説明してしまうとか、不思議なことを不思議なままにしておかないとか。 送狼、文福茶釜、離婚病、うわばみ、一寸法師。

  • よみにゃん子

    その時代に生きる人により全く違う解釈がなされる数々の現象は、進化もすれば忘れ去られ退化もする。昔の人からすれば化け物や妖怪の仕業。それを現代の人が見れば、ひとたび科学の力で解明されて・・・。時代や人の見方、はたまたその時の気分にまでも左右され変化する「現象」はまるで生き物のようですね。私は科学で多くが解明される現代を生きていますが、それでもやっぱり妖怪が好きです。原理を知っていても、家が軋めば家鳴のせい、怪しい光を見たらそれは陰火で狐火で火の玉で。その方がきっと人の何倍も楽しみを持っていられる気がします。

  • 果てなき冒険たまこ

    江戸時代に大流行りした狂歌(四方赤良、朱楽菅江、唐衣橘洲などなど)を添えた妖怪画をひたすら紹介していく本。解説も最後に載ってはいるけど見開きで狂歌と妖怪画1点でとても見やすい。くずし字を勉強する身としては図書館で借りてきた本だけど手元に置いておきたいと思ったな。2008年発行だからなかなか書店にはないかもしれないけど国書刊行会さんには在庫があるみたいだ。地道に探してみようっと。

  • のの。

    狂歌と百物語。江戸文化と妖怪の設定が面白かったです。特に狂歌は全く接する機会がないので味わい深いものがありました。デザインも素晴らしく妖怪画集としても素敵。ただ図書館で私以外の誰が借りるんだろう……

  • てまり

    キャラクターとして名高いものから自然現象、物語として伝わる ものまで96の妖怪それぞれが、絵と狂歌で著された画本。さらに、京極・多田両氏による妖怪と化け物、狂歌についての語りもあり、妖怪好きにはいくら眺めても飽きない垂涎の一冊だ。京極氏の、「化け物は淘汰されるもので、妖怪は増殖するものだ」という、化け物と妖怪の成り立ちに関する一節がおもしろかった。これだけの本だ。高いのは無理もない。しかし高い・・・軽装版で出てくれないものか。

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