スリーピング・バグ FCオンブルーコミックス

京山あつき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396784157
ISBN 10 : 4396784155
フォーマット
出版社
発売日
2017年04月25日
日本
追加情報
:
192p;19

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読書メーターレビュー

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  • みやこ さん

    当たり前の日常の中で静かに進行する恋。陰に潜んだ恋心に翻弄される潤野と、そんな潤野に惹かれていく本郷。数年をかけた彼らの気持ちの推移がとても丁寧に描かれていて。そんな彼らの心理状態を表すIT用語が絶妙で。噛みしめるように追った物語。「スキって幸せで苦しい」「幸せなのに悲しい」彼らの言葉に痛みを感じながら頷いて、だからこそ「ひとつになりたい」想いが胸に刺さる。恋愛=セックスの本郷と、好き≠セックスの潤野。二人の折り合いのつけ方が素晴らしかった。合体するまでのアレコレが、愛情と思いやりに満ちていてとても好き。

  • しましまこ さん

    恋愛がわからない、自分は恋愛コードがパグってる。なんて思ってたITエンジニアが、一緒にいたくて借金持ちの先輩を500万円でお買い上げ!共に暮らしてゆっくりと作動する恋愛プログラムの呪文は...きゃ〜良かった!じわじわクルこの感動は表現が難しいよ。時間をかけてよく確かめて...いいなぁ。

  • ちゃりんこママ さん

    恋愛低温体質…私の次男なんかそうだな…あ、私ら夫婦も同じか。直情的でなくても、時間を掛けて相互理解から入るパートナーシップに性衝動も交じれば恋愛に発展?(恋愛とは思えないけど)「一緒にいよう」から離れられなくなるまで、イイ感じ。このストーリィの場合、本郷が破産寸前になって潤野がお金持ってないと発展しないんだけど。

  • miicha さん

    登録ついでに再読。多分五回目くらい。京山先生らしさというかサラっとしてるのに人間らしい生っぽさがあって好き。キュンとしちゃう。素晴らしい個性であり才能。これからも何回でも繰り返し読みたいです。

  • カキ@persicape さん

    借り本。なんと言えばいいのか....このジャンルにおけるこの作品の立ち位置....例えるならば純文学寄りの現代小説か??漫画を読んでるんだけど小説を読んでるみたいだった。この感触はキゾナツキの『リンクス』を読んだ時と個人的に似ている。決して上手い絵じゃないんだけど、味がある。この作風とドンピシャにマッチしていて他にない世界観がある。あとコマ割りが割と自由で面白かった。感動させるぞっ!!ほら萌えるだろ??っていう気合の入ったドヤ顔作画でもコマ割りでもないからより沁み入るものがある。自然体で読めた。

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