Books

多元論的自然主義の可能性 哲学と科学の連続性をどうとらえるか

井頭昌彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788512054
ISBN 10 : 478851205X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan

Content Description

すべての事象は物理科学によって明らかにできる!?従来、「自然主義」とはこのようなものと理解されてきたが、本書はこの理解の誤りをただし、科学主義・物理主義をとらない「多元論的」自然主義という新たな立場を提示して、哲学と科学の関係を考え直すための新しい視座を提供する。「自然主義」とは何か、その可能性を問う。

目次 : 第1章 自然主義とはどのような立場か―クワインの自然主義規定とその導出経緯(論文「自然化された認識論」の概要/ 「自然化された認識論」注釈―伝統的認識論の扱い/ 初期の自然主義規定―論拠と内実 ほか)/ 第2章 自然主義における存在論的オプションの選択―物理主義的一元論、および代案としての多元論(存在論という問題圏/ 存在論的オプションとしての物理主義とその位置づけ/ 物理主義と不確定性テーゼ ほか)/ 第3章 多元論的自然主義の構築に向けて(パトナムの多元論モデル―概念的多元論と概念的相対性/ カルナピアン・モデルの多元論)

【著者紹介】
井頭昌彦 : 1975年生まれ。東北大学理学部物理学科卒業、東北大学大学院文学研究科人文社会学科課程修了(博士号取得)。日本学術振興会特別研究員、大阪大学大学院生命機能研究科特任研究員を経て、大阪大学大学院人間科学研究科グローバルCOE特任助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items