Product Details
ISBN 10 : 4766424565
Content Description
何かが「ある」、それは「何」なのか。西洋哲学と接点を探りつつ、“存在”と“本質”をめぐるイスラーム形而上学の真髄を知らしめた一冊、待望の邦訳。
目次 : 1 イスラームにおける形而上学的思考の基本構造/ 2 東西の存在主義/ 3 ワフダト・ウジュード(wahdat al‐wujud)の分析―東洋哲学のメタ哲学に向けて/ 4 サブザワーリー形而上学の根本構造(サブザワーリー形而上学の意義/ 存在の観念と存在の実在性 ほか)
【著者紹介】
井筒俊彦 : 1914年、東京都生まれ。1949年、慶應義塾大学文学部で講義「言語学概論」を開始、他にもギリシャ語、ギリシャ哲学、ロシア文学などの授業を担当した。1959年から海外に拠点を移しマギル大学やイラン王立哲学アカデミーで研究に従事、エラノス会議などで精力的に講演活動も行った。1979年、日本に帰国してからは、日本語による著作や論文の執筆に勤しみ、『イスラーム文化』『意識と本質』などの代表作を発表した。93年、死去
鎌田繁 : 東京大学名誉教授、日本オリエント学会前会長。イスラーム神秘思想・シーア派研究
仁子寿晴 : 同志社大学非常勤講師。イスラーム哲学・中国イスラーム思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
