井田真木子と女子プロレスの時代

井田真木子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781613789
ISBN 10 : 4781613780
フォーマット
発行年月
2015年11月
日本
追加情報
:
799p;19

内容詳細

『プロレス少女伝説』の衝撃、再び―夭逝した天才ノンフィクション作家の、若き日の原稿を初めて書籍化!長与千種、神取忍との全対話収録。

目次 : 井田真木子×長与千種×神取しのぶ・全対話(はじまり/ 遭遇/ 熱情 ほか)/ 女子プロレス1985‐1988(女子プロレスの“ナイスギャル”エッセイ/ My dear ASUKA 飛鳥への質問状/ 第五世代の闘手たち ほか)/ 神取忍、井田真木子を語る。/ コラム「わたしの、井田真木子」(雨宮まみ/ 上原善広/ 大塚英志 ほか)

【著者紹介】
井田真木子 : 1956年7月19日、神奈川県生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。フリーライターを経て2冊目の著書となる『プロレス少女伝説』で1991年大宅壮一ノンフィクション賞、1992年『小蓮の恋人』で講談社ノンフィクション賞を受賞。2001年3月14日肺水腫により死去。享年44(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    図書館本。「プロレス少女伝説」の井田真木子が「デラプロ」に書いたインタビュー、記事の集成。印象度B  800Pに及ぶ分厚い内容で、クラッシュギャルズの長与千種や神鳥忍の記事など、「プロレス少女伝説」の外伝的な本。「井田真木子全集」が売れたから出た本らしいが、未収録記事の寄せ集め的な側面が大きく、そこまでハマらなかった。神鳥忍が亡き井田真木子を語るインタビューは面白かった

  • チェアー さん

    女子プロレスにも格闘技にも全く興味はない。関心があるのは書き手の井田真木子さんだ。平凡に無難にできるインタビューに、どうしてこれほど身を削るのか。長与千種は「井田さんには圧迫感がない」と言っていたが、正確には圧迫感を感じないよう麻痺させられていた、ということではないか。井田さんも、インタビューを終えたら、心の芯がどっと疲れてのけぞっていた。そんな想像をたくましくするほど、聴き手の息遣いが身近にリアルに感じられる。読めば読むほど、謎が深まり、何回も会いたかったなあと思う。

  • nizimasu さん

    ものすごくマニアックな本。クラッシュに関してはここ数年では柳沢健さんの本があったけどクラッシュブームの最中に月刊のデラプロ誌上で展開されていた長与のインタビュー連載やジャパン女子でジャッキー佐藤との確執の末にフリーになった神取の動向に迫っていた記録集としても価値が高い。ましてや執筆していたのが後の大宅賞作家の井田氏なのだから面白くない訳がない。当時の編集長が次長と呼ばれた宍倉さんだけにターザン山本系の活字プロレスの様相もありつつ長与がインタビューを受けるたびに活字でプロレスラーを自問していく展開は懐かしい

  • 波 環 さん

    表現者にとって最悪は無視であると思う。表現者自身は批評家や取材者に『自分ができないことを外から見てモノを言う、口だけの人』と言う。が、違う。真正面からの批評は、それを述べるために時間と言葉を費やす、自分を透過させる。それもまた表現の一つなのだ。女子プロレスのような禍々しい世界に住む20歳ほどの女子たちに向き合う覚悟がいただろう。長与も神取も飛鳥もジャガーもデビル雅美、宇野久子もそれぞれの人生を生き続けているのに井田真木子だけいない。残っているのは文章だけ。あなたを知りたい書きたいその気持ちと心中した人。

  • JunTHR さん

    井田真木子は言わずもがなだか、予想以上の熱量と切実さで書かれた「わたしの、井田真木子」が凄い。雨宮まみ、角幡唯介の切実さ。松原隆一郎の意外な証言。

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