逆説の日本史 19|2 幕末年代史編 小学館文庫

井沢元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094062861
ISBN 10 : 4094062866
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
追加情報
:
352p;15

内容詳細

すべては、ひとりの老中の判断ミスから始まった―。「幕府VS水戸藩」の確執は、誤解が疑念を呼び、ますます過熱化。さらに孝明天皇の名で出された「密勅」の存在が明らかになるや、大老・井伊直弼による凄惨な「大獄」の嵐が吹き荒れることとなった。そしてその報復として行なわれたのは、「大老暗殺」という前代未聞の大事件だった!

目次 : 第1章 一八五八年編―戊午の密勅と安政の大獄(水戸黄門の隠居所・西山荘から生まれた「倒幕正当化の思想」/ “血”を見ずに事を収めようとした老中・堀田正睦の「判断ミス」/ 堀田老中の“目論見”を完全に打ち砕いた岩倉具視の「列参事件」 ほか)/ 第2章 一八五九年編―正論の開国vs実行不可能な攘夷(“行動の人”吉田松陰が門下生に発した「草莽崛起」という思想/ 「倒幕」が論理的に正当化されることになった「一君万民論」/ 日本が“四千年の中国”より先に民主主義を成立させた「原点」 ほか)/ 第3章 一八六〇・六一年編―桜田門外の変 大老暗殺が歴史を変えた!(井伊直弼をして大弾圧に走らせた「水戸の大陰謀」という事実誤認/ 島津久光に藩内過激派を押さえ込ませた大久保一蔵の「絵図」/ 狙われている情報を掴みながら「開国祝い」の銃に倒れた井伊直弼 ほか)

【著者紹介】
井沢元彦 : 作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    これが文庫版最新刊です。あと半年以上は出ないのでしょう。やはり幕末の続きで水戸藩と幕府の確執、安政の大獄と井伊直弼の暗殺、などかなり歴史上の転換点と思われる時点での話がいろいろ出てきます。この時代の話は様々な小説などになっています。とくに吉村さんの小説が好きです。まだまだ幕末が続きそうです。

  • 優希 さん

    安政の大獄、桜田門外ノ変といった誰しもが知っている事件がハイライト。当時の朝廷や幕府、志士たちがどのような思想で暗躍していたのかが興味深かったです。複雑に絡み合う歴史がわかりやすく書かれている印象を受けました。

  • ソラ さん

    主に日米修好通商条約から安政の大獄、桜田門外の変へとつながる事柄がわかりやすく説明されていた。こういった思想や時代背景があったのだとわかったうえでこれらの事件を見ると理解が深まって面白い。

  • 金吾 さん

    ミクロでは正しくてもマクロでは正しくないと結果的に国を誤るということがよくわかります。井伊直弼やついてない男長井雅楽が面白かったです。また水戸斉昭は息子と同様貴人であり信ずるに値しない人と感じました。

  • けやき さん

    あとがきで著者がこれほどわかりやすい幕末史の本は他には無いと自慢しているが、その自慢も受け入れられるくらいわかりやすい本だと思いました。

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人物・団体紹介

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井沢元彦

作家。1954年2月、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局記者時代の80年に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。現在は執筆活動に専念し、独自の歴史観で『逆説の日本史』を『週刊ポスト』にて好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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