葉隠三百年の陰謀 徳間文庫

井沢元彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198901486
ISBN 10 : 4198901481
フォーマット
発行年月
1994年07月
日本
追加情報
:
16cm,254p

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読書メーターレビュー

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  • むーちゃん さん

    佐賀藩、鍋島藩の化け猫騒動のフィクションです。物語としては面白かったですが、少し物足りない。作品に出てくる寺 天祐寺 は実家のすぐ近くです。帰省したら行ってみよっと。

  • 酔拳2 さん

    井沢元彦先生初読み。歴史ミステリーと言えばこの人。昔よくそんな番組に出てた気がする。時は幕末なんだが、事の元凶となる戦国時代と描写は行ったり来たり。鍋島藩も聞いたことあるし、龍造寺も戦国では有名。その2つが同じ国だった事すら知らなかった。歴史上実在の人物によるミステリーはハマるね!歴史への造詣と、エンターテインメントの融合。葉隠はもちろん鍋島藩の支柱であり、武士道のひとつなんだろうけど、そういう見方もあったのか、と脱帽。大隈重信が探偵役ってのも面白い。俺は早稲田落ちたけど。

  • TheWho さん

    舞台は幕末肥前佐賀鍋島藩、後の大隈重信こと八太郎をを主人公に、城下で起こった連続殺人事件を鍋島関叟から密命を受け解明の過程で、鍋島藩の成立と葉隠が絡んだ陰謀が究明される歴史ミステリー。物語は、龍造寺家と島津家との九州覇権の争いの中で鍋島信生の主家簒奪の思惑のエピソードから始まり、藩主関叟が遭遇した化猫騒動が交錯し、次々と鍋島藩成立の陰謀が解き明かされていく。そして尊皇攘夷の思想と乖離した葉隠の真相と幕末志士である鍋島藩士達の苦悩が交錯し、奇妙な幕末物語へと展開する。異彩な歴史解釈真骨頂な著者作品です。

  • ちばっち さん

    大隈重信が探偵役という事で楽しみにしていたのですが、佐賀藩士大隈八太郎が主人公なのであまりイメージが涌きませんでした。でも内容は面白かったです。力を持っている割に眠れる獅子で終わってしまった鍋島家の結末に驚きました。「泥棒なら泥棒でよい」と言われたのだから突っ走ってしまえば良かったのに…と私は思います。そうしたら薩長土肥の仲間入りも夢ではなかったのでは?と思います。

  • うたまる さん

    「おのが信念に確固たる自信さえあれば、それを声高に説くこともなく、また人に強制することもありません。また、その信念が真に価値のあるものなら、何もしなくても人は慕い寄ってくるのではありませんか」……武士道の原典とも位置づけられる葉隠の背景は、決して純粋なものではない。ある種の後ろめたさが忠烈な滅私奉公やストイックさを要求する。現代でも自社の理念を「○○イズム」として、社員研修で洗脳しようとする会社がある。あれも同じ臭いがしませんか?

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井沢元彦

作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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