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壁を壊すケア 「気にかけあう街」をつくる

井手英策

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000614924
ISBN 10 : 4000614924
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ケアは福祉の専売特許じゃない。気にかける。そばにいる。当たり前に「ケアしあえる街」を取り戻そうと、地域に根を張り、人と人とをつないだ「創造的壊し屋」たちがいた!常識に敢然と立ち向かった九人の実践家、奮闘の記録。

目次 : 序章 「気にかける」から始まる物語―言葉をほどき、現実をつむぎなおす(井手英策(本書編者))/ 第1章 RE:care―プラットフォーム化する地域密着型介護へ(加藤忠相(株式会社あおいけあ代表取締役))/ 第2章 社会が若者を失うまえに―校内居場所カフェの実践から(石井正宏(NPO法人パノラマ理事長))/ 第3章 この社会の片隅に―弁護士の仕事から見えてきたこと(櫻井みぎわ(弁護士))/ 第4章 福祉行政における職員体制の機能とあり方―ソーシャルワークを実践するために(武井瑞枝(東京都多摩児童相談所児童福祉司))/ 第5章 重い障害のある人が生きる街―贈り合い、受けとり合う(名里晴美(社会福祉法人訪問の家理事長))/ 第6章 子育てスタート期の「ちょっと助けて」に手が出せる人を増やすケアの実践(原美紀(認定NPO法人びーのびーの事務局長))/ 第7章 一周遅れのトップランナー―「さくらもと共生のまちづくり」の四〇年(三浦知人(社会福祉法人青丘社理事長))/ 第8章 お互いさまの支えあいで心豊かに暮らせる地域社会を作る―生活クラブ生協の実践(藤田ほのみ(生活クラブ生活協同組合・神奈川前理事長))/ 第9章 壁と共に去りぬ―リアルとの同期に必要なこと(馬場拓也(社会福祉法人愛川舜寿会常務理事))/ 終章 壁を壊すケア―ソーシャルワークを地域にひらく(井手英策)

【著者紹介】
井手英策 : 1972年福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学し、日本銀行金融研究所に勤務。東北学院大学、横浜国立大学を経て、慶応義塾大学経済学部教授。専攻は財政社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • Go Extreme

    「気にかける」から始まる物語 RE:care19―プラットフォーム化する地域密着型介護へ 社会が若者を失うまえに この社会の片隅に 福祉行政における職員体制の機能とあり方―ソーシャルワークを実践 重い障害のある人が生きる街―贈り合い、受けとり合う 子育てスタート期の「ちょっと助けて」に手が出せる人を増やすケアの実践 一周遅れのトップランナー お互いさまの支えあいで心豊かに暮らせる地域社会を作る―生活クラブ生協の実践 壁と共に去りぬ―リアルとの同期に必要なこと 壁を壊すケア―ソーシャルワークを地域にひらく

  • yoshichiha

    福祉の事業は、例えば「自分で食事が難しい人に食事介助する」といったように、ピンポイントの課題を解消するようなものになってしまうことがある。 それは「ベーシックサービスとしてたしかに必要なのだけれど、それだけではなく、地域に開き連携していくような仕組み、とっかかり、巻き込みをしていくことが、人のウェルビーイングのために大事である・・・ ということが、紹介されている事例に通底しているのだなと、読み終わって感じた。味わい深い。

  • すのす

    オムニバスなので、響くものもあればそうでないものもあるわけだが、加藤さんや馬場さんの章に感じあるものがあった。加藤さんのはキレッキレですね。現実の見方を変えるという意味で、刺激的。

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