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世界の賢人と「資本主義」でも「社会主義」でもない「第三の道」を構築する 講談社+α新書

井手壮平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065350706
ISBN 10 : 4065350700
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

机上の空論はもういらない! 
誰の目にも限界が明らかになりつつある資本主義のどこに問題があり、どう乗り越えることが可能なのか。
経済報道の第一線に20年間身を置いてきた記者が現場を歩き、世界の賢者たちとともに人類が生き残るための現実的かつラディカルな処方箋を考える。

【著者紹介】
井手壮平 : 1975年東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。98年共同通信社に。ロンドン特派員、経済部日銀キャップなどを経て2021年から編集委員兼論説委員。日米リーダーシップ・プログラム(USJLP)フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 赤ヒゲ

    簡単ではない問いに賢人たちはどんな回答をするのか?とても惹かれるタイトルです。人類史上、16世紀位まではゼロ成長(定常社会)だったことを示すグラフを見ると、我々が日々何かに追われ、急速な変化にキャッチアップしようと四苦八苦している根源がそこに在るように思えます。共有財である水道を民営から公営に戻したパリの取組みも興味深い事例でした。「民間でできることは民間に」に共感した時代も確かにありました。今、サム・アルトマンが取り組むBI(ベーシックインカム)で人々は働かずに幸せになれるのかという実験も興味深いです。

  • 乱読家 護る会支持!

    資本主義、資本主義と言うけれど、資本主義とは社会主義者が付けた名称。 社会主義や共産主義を定義づけるために付いた名称、あるいは資本家たちを敵として定義付けした名称とも言える。 僕は資本主義とは、行政の介入が大きい社会主義や共産主義と違って、自由主義、民主主義の下で資本家たちに自由に商いをさせていたらこうなったという結果論的な社会の仕組みと考える。なので、著者の資本主義全体をOSと捉える考え方には僕は立てない。(金融システムや社会保障など個別のOSは存在すると考えるが)

  • Oki

    情報bitはかなり多かった。 資本主義の定義:資本が利益を生み、その利益が再投資されてさらに大きな利益を生むという拡大再生産プロセスを持つもの。....しかし、所有権をどこまで制限し、株式投資をどこまで制限すると、資本主義でなくなるのか?等を決めないと定義としてあまり機能しないような。

  • いけだのどん

    論点が多岐に渡るからか1章当たりのページ数が少ない。「世界の賢人」たちとの対談もわずか数ページしかないのがもったいない。もう少し膨らませても良かったかもしれない。著者は学者等ではなく一記者なので、観念的というより具体的な落とし込んではいるようだけど、読後感として何が残ったというものがあまりない。最後の方に紹介されていた小説の世界観自体は面白みはないが、参考までに読んでみたくはある。

  • アリョーシャ

     封建主義の後に何が来るか、封建主義時代の人たちは予測できたのだろうか。予測できた人がいるのだとしたら、その人たちのやり方で資本主義の次に何が来るか予測ができるのかもしれない。  歴史の渦中にいる時に先を見通せる人はいるのだろうか。  封建主義の時代に、封建主義の問題点に対して抵抗しようという動きがあったのだろうか。封建主義の問題点とは、例えば、身分制度に縛られて自由がないこととかだろうか。資本主義の問題点とは、貨幣制度に縛られて自由がないことか。そのせいで、命まで削られているとしたら、変化は必然か。

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