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政治と経済の関係が3時間でわかる! 教養としての政治経済学

井堀利宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862808219
ISBN 10 : 4862808212
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政治が経済を動かし、経済が政治を動かす。両者の関係を理解するとき、社会の深淵を照らす視点が身につく。

目次 : 第1章 政治は経済で動く!/ 第2章 選挙を経済学で読む!/ 第3章 再分配を経済学で読む!/ 第4章 財政政策を経済学で読む!/ 第5章 金融政策を経済学で読む!/ 第6章 コロナ危機の政治経済学

【著者紹介】
井堀利宏 : 政策研究大学院大学特別教授。1952年、岡山県生まれ。東京大学経済学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学博士号取得。東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授を経て、1993年〜2015年まで東京大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yyrn

    政策の良し悪しを論じる前に、まず政治家にならなければ提案し議論し決することもできない。ということで、なんとこの本は選挙制度から話は始まる。そして与党でなければ意味がないとも言うのだから選挙にしか関心のない政治家がいてもやむを得ないかw。▼タガが外れたように赤字国債の発行を続ける現在の日本政府の金融政策は本当に大丈夫なのか?解決策はあるのかと思って読み始めたが、やっぱり財政秩序を乱すことは将来に大きな禍根を残しそうだが、今さら止められないか?ヘタにやめれば急激なインフレが待っているのか?綱渡りのような、⇒

  • to boy

    選挙に当選することしか頭にない議員、与党となることが目的の政党、彼らが行う政治は国のためではないという事なのか。投票率の高い高齢者に阿ったシルバー民主主義とか、世代別選挙区とか面白い発想。不況になれば少数与党となり短期的な政策をとり赤字国債が増えるという指摘には納得。面白い内容ですが深く読み込まないと理解しにくいかも。

  • まゆまゆ

    政治と経済の複雑な関係を解き明かそうとする内容。結論としては、民主主義と市場経済のメリットを最大限追求するべきで、その前提として政府と政治家への信頼感が不可欠である、とのこと。政治が信頼を取り戻すのはいつの日になるか……政治的景気循環説(与党は景気がいい時に選挙をやりたがる)は分かりやすかった。

  • そろけん

    本書を読んで再分配の難しさを理解した。再分配には機会の平等か結果の平等かという2つの側面があるという気づきを得た。福祉国家の先進国である北欧諸国は政府への信頼が高いので重い再分配を実現できているが日本は政治への信頼は皆無であり、税負担の社会への有効性が見えない限り持続可能な再分配政策はあり得ないと考える。 低迷する日本経済の構造的問題の指摘に関しては、経済の実力水準が低迷した結果であり、潜在成長率を引き上げるには景気対策で需要を増加させるのではなく長期視点で供給サイドの生産性を上昇させる必要があると理解。

  • 猫柳

    冷戦により民主主義が共産主義に勝利した形で終わり、民主主義が理想であるという価値観が固まった。しかし中国の経済成長を機に、一党独裁が注目を浴びるようになる。本来なら経済が成長するにつれ、国民の意識も多様化することになり、より民主化への要求が高まっていく。武力等で鎮圧を続ける中国が、今後も同じように成長が続けられるのか気になるところだ。また日本でも広がりつつある経済格差を、再分配(ベーシックインカム含む)によって解消する点についても触れられている。政治と経済の入門書として分かりやすかった。

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