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「スティーブ・ジョブズ」翻訳者の仕事部屋 フリーランスが訳し、働き、食うための実務的アイデア

井口耕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065357262
ISBN 10 : 4065357268
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フリーランス翻訳者が食べていくための「ビジネス書」として、出版翻訳者の仕事を知る「業界お仕事エッセイ」として、英日翻訳のコツを知る「語学ガイド」として、育児のために男性がフリーになるという「発想転換のすすめ」として、楽しみどころ満載。

●世界同時発売、ベストセラー翻訳出版の舞台裏とは?
『スティーブ・ジョブズ』『イーロン・マスク』など、話題作を手掛ける人気のビジネス書翻訳者の仕事術を、あますところなく大公開。2011年、世界で話題をさらったベストセラー『スティーブ・ジョブズ』。刊行までわずか3ヵ月、「世界同時発売を死守せよ!」という出版社からの無理ゲ―を、翻訳者はいかにしてクリアしたのか?
ベストセラーの翻訳出版の舞台裏を通して、フリーランス翻訳者の仕事部屋が見えてくる。訳して、働いて、食っていくためのヒントが明かされる。

●フィギュアスケート全日本代表→一流企業で激務→育児のためにフリーランス翻訳者。
異色の経歴から見えてくるユニークな働きかた!
10代でフィギュアスケート全日本代表となり、「フィギュアができる大学」を選んで東大工学部へ。日付を超えて働く“猛烈サラリーマン”でありながら、子育てのために育児退職を決意。男性の育休すら存在しなかった90年代終わり、妻は「冗談じゃない!」と仰天、人事部には「本当の退職理由を聞かせてくれ」と懇願されるも、”合理的判断”としてフリーランス翻訳者の道へ。産業翻訳と出版翻訳を手掛ける。現在は東京と八ヶ岳の二拠点で働き、ロードレースにも挑戦。独自の暮らしかた、働きかたを構築。

●役に立って読みどころ満載!
第1章 「スティーブ・ジョブズ」翻訳の舞台裏
――大ベストセラーの超過密スケジュール出版の顛末を大公開!

第2章 出版翻訳者の勉強部屋
――英語の学び方、訳し方、工夫の仕方をプロの視点で解説。

第3章 出版翻訳者の「塞翁が馬」人生
――フリーランスの育児、体力づくり、腰痛を避ける椅子や仕事機材の工夫、趣味のロードレースへの挑戦を紹介。
育児のために退職してフリーランス翻訳者になった異色の経歴とともに綴る。



【著者紹介】
井口耕二 : 1959年生まれ。11歳で始めたフィギュアスケートで全日本選手に。東京大学工学部に入学、8年間リンクで滑りつつ石油代替エネルギーの研究に打ち込む。大手石油会社の企業派遣で米国オハイオ州立大学大学院修士課程に留学。帰国後は「午前様も珍しくない猛烈サラリーマン」に。1998年、育児のために退職後、フリーランスの技術・実務翻訳者として独立し、東京と八ヶ岳の二拠点生活で育児と翻訳に奮闘。しだいに産業翻訳から出版翻訳へと仕事の主軸を移し、多くの話題作を手掛ける。翻訳フォーラム共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 緋莢

    図書館本。「実は、スティーブ・ジョブズが危ないらしく、家族が集められているそうです(中略)その状況をうけ、 米国側から刊行日の前倒しという話が来ました(中略)11月21日を3週間前倒して11月1日にする、と」スティーブ・ジョブズが初めて公認した伝記の翻訳に名乗りをあげ、選ばれた著者。世界同時発売のため、その時点でありえないスケジュールだったが、スティーブ・ジョブズの死によって、発売がさらに早まって… <ふつうに考えて、とりあえず訳すだけ9ヵ月、最終調整に1ヵ月の合計10ヵ月は欲しいところ(続く

  • kane_katu

    ★★☆☆☆私も同じ業界にいるので、著者のことは知っているし、別の媒体で著者の話を読んだことがある。今回、一冊の本になったということで図書館で借りてみた。知っていたことも知らなかったこともあるが、全体的に自慢めいているので、読んでいてどうしても興醒めしてしまった。

  • にゃーごん

    翻訳スピードが早くてただただ感心。あと健康の大事さを確認した。翻訳者でなくても、自宅で長時間座って作業をしている人は立ち上がるタイミングがなくなりがちだから気をつけないと。タイトなスケジュールで安定的な仕事をするにはスピードも体力も必要。まだジョブズは読んだことなくて、読んでみようと思うけれど、ベストセラーにもなると訳文に色々言われるんだな。出版翻訳者は精神的な強さも必要だろう。12年後にイーロンを訳したときに、同じような過酷な条件でもジョブズのときよりうまく立ち回れたということに感心した。継続は力なり!

  • Go Extreme

    https://claude.ai/public/artifacts/d7f5328c-98b7-4049-b285-86eb2733b579

  • K

    斜め読み。翻訳家の仕事に興味が湧き手にとらせてもらいました。英語に訳し方だけでなく日本語の難しさ、全然違う話題の趣味や生活について記載あり、翻訳というより井口さんを知ることができる本。2年間海外で生活は無理ですが、英語漬け生活してみようと思います!

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