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竹田城忠義 北近江合戦心得 六 小学館文庫

井原忠政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094074895
ISBN 10 : 4094074899
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

豊臣兄弟といざ出陣!戦国出世物語第六弾

いざ雲海の城攻め!
豊臣兄弟の信を得よ、与一郎!

「但馬は、小一郎に任せるがや」‥‥黒田官兵衛が取り仕切る評定の場で、兄秀吉より但馬侵攻を命じられた秀長は、三千人を率いて生野銀山、岩洲城、そして反織田勢力の旗頭・太田垣が籠る竹田城を落とすべく動き出す。
一方、「正直無双」を旗印に掲げた結果、秀吉の勘気をこうむり三千石の機会を逃したばかりの与一
郎。秀長采配の下で手柄を上げての出世を目指すも、朋輩藤堂高虎に先を越され、家来同士は仲違い、扱いの難しい女足軽と、幸先は思わしくない。さらに、夜を徹して百匁筒を大手門に撃ち込み続けよ、という過酷な役目で‥‥。

「三河雑兵心得」と対をなす、戦国出世物語
上司に部下に何かと難儀な第6巻!

【編集担当からのおすすめ情報】
「北近江合戦心得」は、かつては浅井久政・長政に仕えていた少年が、羽柴家のもと戦国の世を力強く泳いでいく物語。
どの巻からでも、個性豊かな登場人物たちが織りなすドラマや、臨場感にあふれる合戦シーンを楽しむことができます。
2026年の大河ドラマは「豊臣兄弟!」。1月からの放送に向け、予習にいかがでしょうか。

さらに10月からは、出版社を横断した井原忠政氏の戦国シリーズ企画も始動!?
続報を楽しみにお待ちください。

【著者紹介】
井原忠政 : 2000年、経塚丸雄名義の脚本「連弾」で第25回城戸賞入選。17年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』(経塚丸雄名義)で、第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。「三河雑兵心得」シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得、23年「日本ど真ん中書店大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • saga

    足かけ三日で読了。近年「天空の城」で有名になった竹田城が但馬攻めの戦場として描かれる。竹田城のあるのが虎臥山で、竹田城を望む展望台があるのが朝来山ということを初めて知ることができた。農民出身の秀吉が、生粋の武士である与一郎に示す違和感は、現代人の気持ちに近い気がする。終盤では、与一郎が秀吉から尼子勝久に寄騎するよう命じられ、悲劇的な最期を遂げる山中鹿介と出会う。上月城攻めに加わる与一郎一党の運命やいかに!

  • yamatoshiuruhashi

    北近江合戦心得の6巻目。柳の下のドジョウもうまく育っているようで、三河雑兵心得シリーズと登場人物だけでなく彼らの言動までもが交錯してくる。あちらのセリフが何気なく援用されたりしている。作者もよく混同しないものだと思うが、同時代資料の幅を広げて描かれているのだろう。「於市の方を妾にするのがダメなら一夜の契りを取りもて」と三千石を餌に秀吉に迫られるもこれを断った与一郎。竹田城攻めではなんとか活躍でき、その報告を長秀から命じられて秀吉の下に走ったものの、また酷な扱いを受けそうである、というところで次巻へ。

  • fuku3

    2025.10.14読了。シリーズ第6弾。秀吉からお市の方へ橋渡しをしろと三千石の餌を目の前にぶら下げられた与一郎は、これを断り秀吉の勘気に触れ、三千石をふいにした。与一郎隊は、長秀の但馬責めに加り岩洲城と観音寺山城を簡単に落とし、反織田の旗頭太田垣が籠る竹田城に攻め掛かる。そこで与一郎隊は竹田城の正門を百匁筒と三十匁筒を一晩中撃ち続け、籠城する敵方を疲弊させろとの別命が下る。作戦を成功させた与一郎は、長秀より家来二人と派手な甲冑を頂いた。秀吉に竹田城攻めの報告をしに来たが、次なる難題が待受ていた!

  • Satochan

    シリーズ第6作。本作のテーマは播磨国攻略。先鋒は長秀。生野銀山を接収ののち、「天空の城」竹田城を攻略します。与一郎も今回は「武人として」大活躍。おかげで配下を二人増やしてもらえました。ですが、一人はちょっとアレな感じ。なかなかうまくいきません。しかも秀吉公の特別ミッションをキッパリ断り、武辺一筋で行くと決めた与一郎。次なる使命に危険な香りが漂っております。与一郎組の運命や如何。次回作も楽しみです。

  • coldsurgeon

    秀長に仕える与一郎の出世物語も、第6話。田島侵攻に向かう羽柴秀長の下で、苛酷な戦いを続ける。史実の流れの中で、ありえたかもしれな物語が、とても和ませ、楽しませる。他のシリーズと重複する場面があり、他の主人公たちとの遭遇を期待するが、それはなかなかない。

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