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21世紀版少年少女世界文学館 第21巻

井上靖

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062835718
ISBN 10 : 4062835711
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界各国の歴史や文化も学べる、世界文学全集の決定版。本巻は、スペインの片田舎に住む郷士が、流行の騎士物語を読みすぎて、近所に住むお百姓をそそのかして冒険の旅に出る物語「ドン=キホーテ」を収録。

【著者紹介】
安藤美紀夫 : 1930年京都市生まれ。京都大学イタリア文学科卒業。高校教師を務める傍ら児童文学の創作を始め、1961年『白いりす』でデビューし、翌年、産経児童出版文化賞を受賞。1973年、『でんでんむしの競馬』で野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞を受賞。1974年から日本女子大学教授。イタリア児童文学の翻訳も数多く手がけた。1990年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月夜乃 海花

    実際に普通の(子供版ではない)ドン・キホーテも過去に読んだが、あえて子供版を読んでみた。子供版ではドン・キホーテの妄想とはいえ溢れる正義感と自分が騎士であるという夢を肯定させるように書かれてる感じがした。ドン・キホーテは騎士道物語に対する皮肉の物語と聞いていたような気がするんだけど… よくわかんない!

  • hatman

    騎士道物語に取り憑かれたキホーテとサンチョの旅物語。先のことは考えない。自分の都合の良いように解釈し、猪突猛進に行動するポジティブ型。いろいろ危ないことはしているが、ボコボコにされながらも何となく前に進んで行けるメンタルは凄い。

  • 訪問者

    有名な話であるが、改めて読んでみると無茶苦茶な話である。後半、自分たちの物語が出版されてからの冒険という現代風の設定になってからの展開は面白かった。

  • 豊平川散歩

    正気な沙汰とは思えない主人と、正気だが主人にやや従順に支える2人の冒険。キハーダは、騎士になるのをずっと夢見ていたのだろうか。普通に読んだら全くわけがわからない行動ばかりだが、サンチョもよく付いていった。キホーテの可能性を信じていたのだろう。ただ、罪もない人々にある意味襲いかかる行動は、昔の騎士が優位な立場だったことを表しているのだろう。よく生きて戻ってこられたものだ。最後は正気に戻って良かったのだろうか。ずっと夢を見続けてあの世へ行ったことだろう。

  • ハマチレイ

    オモロいかった。旅の途中、ドンキホーテファンの男が「ワイの方がドンキホーテや」と決闘を仕掛けてくる。「いや本物は俺やっちゅーねん。偽物め」と本人。ところが、その本人ドンキホーテが騎士になった理由、本を読んで物語のなかの騎士に憧れからだった。そもそも彼の“ドンキホーテ・ラ・マンチャ”という名前、カッケー名前がイイな〜という理由で一週間考えた芸名だった。つまり、ここでのテーマは偽物は本物になれる。と同時に自分と同じような気質なやっかいファンに絡まれるという皮肉を描く。とても現代的だと思った。

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