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こわい話の時間です 六年一組の学級日誌 福音館の単行本

井上雅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834088571
ISBN 10 : 483408857X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)我孫子武丸・恩田陸・黒木あるじ・篠たまき・田中哲弥・田中啓文・恒川光太郎・牧野修・木犀あこ

【著者紹介】
井上雅彦監 : 1960年、東京都生まれ。83年「よけいなものが」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞しデビュー。自ら企画したオリジナル・アンソロジー《異形コレクション》の監修で、98年に第一九回日本SF大賞特別賞を受賞

我孫子武丸 : 1962年、兵庫県生まれ。89年、『8の殺人』でデビュー

恩田陸 : 1992年『六番目の小夜子』でデビュー。2004年『夜のピクニック』で第二六回吉川英治文学新人賞および第二回本屋大賞、06年『ユージニア』で第五九回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第二〇回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第一五六回直木三十五賞、第一四回本屋大賞を受賞

黒木あるじ : 1976年、青森県生まれ。2009年「おまもり」でビーケーワン怪談大賞・佳作、「ささやき」で『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞。2010年『怪談実話 震』でデビュー

篠たまき : 著書は『人喰観音』『氷室の華』『月の淀む処』『てのひら怪談』など

田中哲弥 : 1963年、兵庫県生まれ。84年に星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。93年『大久保町の決闘』で長編デビュー。2022年『オイモはときどきいなくなる』で第62回日本児童文学者協会賞受賞

田中啓文 : 1962年、大阪府生まれ。2002年「銀河帝国の弘法も筆の誤り」で第33回星雲賞日本短編部門、09年「渋い夢」で第62回日本推理作家協会賞短編部門、16年「怪獣ルクスビグラの足型を取った男」で第47回星雲賞日本短篇部門を受賞

恒川光太郎 : 1973年、東京都生まれ。2005年『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。14年『金色機械』で第67回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞

牧野修 : 1956年、大阪府生まれ。92年『王の眠る丘』でデビュー。99年『スイート・リトル・ベイビー』で第6回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。2002年『傀儡妃』で第23回日本SF大賞特別賞受賞

木犀あこ : 2017年『奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞を受賞しデビュー

植田りょうたろう : アニメーションの美術スタッフのかたわら、2015年から漫画やイラストの制作をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。怖い話アンソロジー▽[田中啓文/象の眠る山]似象(じぞう)の正体は[木犀あこ/とりかえっこ]50.65cm[田中哲弥/誕生日のお祝い]不条理ホラー[黒木あるじ/おぼえているかい?][恒川光太郎/能面男][牧野修/爪に関するいやな話]ツメヌスット[篠たまき/骨もよう]ドシャヴォーネ[我孫子武丸/猫屋敷に気をつけて]わらび[恩田陸/六年一組の学級日誌]ディストピアもの▽同シリーズ https://bookmeter.com/books/22575532 より変化球、怪物ホラー多め。2025.6刊

  • がらくたどん

    今年の6月に2冊同時刊行された児童対象の「怖い話」アンソロジー。コンセプトは「部分地獄」と同様で小学校の中高学年向けに10分程度で読み切れる怖さと不思議で想像力を刺激する物語。口上で伯爵も言っている通り、前作に入り切れなかった「怖さ」のバリエーションがいろいろアソートされている。特に「なんにも悪いことしてないのに、なんで?」の怖さをたっぷりと。山奥に祀られている古い神様だって友達がネットから拾って来た変な噂だって親しくない子からの意味わかんないご招待だって、何が起こるか分からない。不思議は怖くて楽しいよ♪

  • アーちゃん

    2025年発行、全編書下ろし。”子どものための本格ホラーアンソロジー”とあるけれど、大人が読んでも普通に怖い9編の短編集。恒川光太郎「能面男」の不条理さ、ラストが怖い田中啓文「象の眠る山」。トラウマ級の怖さは篠たまき「骨もよう」と田中哲弥「誕生日のお祝い」だろうか。途中に入るイラストと文字の大きさに児童書を感じた。井上雅彦さんの編集だけあり、正に小学生向きの”異形コレクション”。

  • あっか

    新刊。子ども向けの怪談本だけど、めちゃくちゃ豪華作家陣による書き下ろしで贅沢な1冊です!我孫子武丸さんの猫屋敷のお話が1番好きな雰囲気。最後の恩田陸さんのお話、確かに『怖さ』の方向性は違うけれどとても意義のある内容で、この時期にこそ子ども達に(というか大人にも)読んで欲しいと思わせてくれるとてもとても怖いお話でした。同時発刊のもう1冊も早く読みたい!

  • さっちゃん

    田中啓文「象の眠る山」木犀あこ「とりかえっこ」田中哲弥「誕生日のお祝い」黒木あるじ「おほえているかい?」恒川光太郎「能面男」牧野修「爪に関するいやな話」篠たまき「骨もよう」我孫子武丸「猫屋敷に気をつけて」恩田陸「六年一組の学級日誌」の書き下ろし9編。/こちらも豪華執筆陣。同時刊行された『部分地獄』よりも不気味な話が多い印象。ディストピア感漂う「六年一組〜」は救いの無さに胸が苦しくなる。子ども向けでも手加減なしの恩田さん、エグい。「猫屋敷〜」も辛い話だけど注意喚起としてこれくらい怖がらせる方がいいのかな。

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