ママナラナイ 祥伝社文庫

井上荒野

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396350109
ISBN 10 : 4396350104
フォーマット
出版社
発行年月
2023年10月
日本
追加情報
:
251p;16

内容詳細

不動産会社に勤める斉藤尚弥は最近、何もかもうまくいかない。下半身も心も折れてしまい、おまけに仕事も絶不調―とある夫婦宅の立ち退き交渉が難航していたのだ。夫人によれば、立ち退きを拒否しているのは夫の方らしい。夫人の協力を得て交渉を続けるうち、思いもよらない事実が判明し―(「ママナラナイ」)。表題作ほか、身体の変化を巡る十編を収録した珠玉の短編集。

【著者紹介】
井上荒野 : 1961年、東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞を受賞しデビュー。2004年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞、11年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、16年『赤へ』(祥伝社刊)で第二九回柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第三五回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちろ さん

    3冊目の荒野さん。この短編集大好き! ままならない事を受け入れたり受け流したり。さまざまな方法があると思うと気持ちが楽になる。

  • えつ さん

    日常のママナラナイを集めた10篇からなる短編集。いや〜どれも読後はざらり。心にヒューって風が吹く感じ。でも、嫌いじゃないんだよなぁ。荒野さん、2作目だからまだまだ全然分からないんだけど、こういう作風なのかな?…だとしたら、かなり好みではあるぞ…。 ダイヤモンドウォーターのインパクト強すぎて、なかなか次に進めなかったのはここだけの内緒。

  • きょん さん

    ママナラナイ。しがらみや人生。上手く行かない。切ない。コロシタイ。いろんな気持ちが交錯する短編集。初読み作家さんだが自分の好きな乾いた味わいが良かった。

  • くりこ さん

    ある著名な作家の方が「短編をうまく書くのは難しい」と。」要するに短編により力量があらわれるんですね。 本作は井上さんの短編集だけど、短編にありがちな話に乗らないうちに終わる、、、ということもなく、全編をとおして『ままならない』日常が流れている。 とりわけ10話あるうち、「あの子の名前」「約束」は秀逸。

  • you さん

    井上荒野さん3冊目。匂いたつような空気感の表現にものすごく興味があるが、この本はあんまりピンとこなかった。もう少し探索してみたい作家。

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人物・団体紹介

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井上荒野

1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞、2004年『潤一』で第十一回島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で第一三九回直木賞受賞など、受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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