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伊上勝評伝 仮面ライダ-・仮面の忍者赤影・隠密剣士…

井上敏樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198631079
ISBN 10 : 4198631077
Format
Books
Release Date
January/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

数々の昭和ヒーローを世に送り出し、「忍者ブーム」などの社会現象をも巻き起こした脚本家・伊上勝。その人物像を多角的に探るべく、当時の関係者にインタビューを敢行。伊上勝の脚本家人生が浮かび上がる評伝集。

【著者紹介】
井上敏樹 : 1959年11月28日、埼玉県出身。大学在学中に『Dr.スランプアラレちゃん』で脚本家デビュー。その後、数々のアニメや実写作品に参加。特に平成仮面ライダーシリーズではテレビシリーズの他に劇場版の脚本も多数執筆

竹中清 : 1962年鳥取県米子市生まれ。上京後、専門学校からアニメーターを経て編集プロダクションに入社し、主に児童(&オタク)書籍やゲーム必勝本などを数多く制作。その後、会社立ち上げに参加して上場させたりするも現在はフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    無知で知らなかったが。「紙芝居的なるもの」は、この人を経由して、日本の特撮ヒーロー物に導入されたのか。関係者のインタビュー集で「評伝」ではなかった。

  • くーぱー

    物心つく頃から、浴びる様に伊上勝脚本のヒーローモノを観てきた世代である我々にとっては、まさに待ちわびていた一冊。あとがきで筆者も語っているが、円谷作品のクリエイターに対する研究本に比べると、東映ヒーローを生み出した人びとに対する論説はあまりに少なかった。この本は今後誰かが書くであろう東映制作者列伝のための、貴重な資料として大きな役割を果たすだろう。

  • kobaatsu

    読みながら感じていた物足りなさが最後の岩佐の文章で氷解した。この本は、伊上の作品に全然触れてないのだ。なんで?! 評伝ってべったべたの作家論が可能な、今となっては数少ない場でしょうに! ぶっちゃけ伊上勝の「作品」に触れる機会が数少ないこのタイミングだからこそ、「偉大なる井上敏樹神」の「偉大なるとーちゃん」という視点からは離れて、伊上勝作品そのものについて語って欲しかった。どんなインタビューからでも作品にアクセスできていただろうに、と思えば思えるほどそれがとても残念。

  • 新田五郎

    滅法面白く、出版された意味は大きく、井上敏樹の文章にはグッと来るものがあるが、それだけに「ヒーローもの」の作者としては、伊上・井上両氏は個人的には「特殊な存在だなあ」と思ってしまう。捕捉として収録されている井上ヒーロー論は、論考としては面白いがこれほどヒーローを突き放してみたテキストも珍しいのではないか。やっぱりこういう人なのねと思った。

  • Mitsuhito Shiraha

    映画テレビ業界筋ではなく広告代理店出身、脚本家として修業していない異色の出自にもかかわらずヒットドラマを書き飛ばしたのは驚き。 子供向けヒーローもののプロットのパターンを確立したという意味では天才的パイオニアだとも言える。酒で身を持ち崩したのも自然に涌き出ていたアイデアが枯渇した故だろう。何か一本丸ごと脚本を載せて欲しかった。

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