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俳句劇的添削術 角川新書

井上弘美

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040824376
ISBN 10 : 4040824377
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

俳句は愉しく、しかも奥深い。実作を重ねると迷いが生まれ、マンネリに陥り、上達への道のりが遠く思えてくる。「どうしたらより良い句になるか」「一句の情景が定まらない」「句会で点が入らない」…実作者の苦悩を述べた推敲過程をもとに、プロの発想力と技術で添削、初級者からベテランの句までも劇的に変わる!一音一語を無駄にせず、「ことばの力」を最大限にどう引き出すか。添削から学ぶ、目からウロコの俳句上達法。

目次 : 1 俳句表現の基本をおさえる(平明に表現する/ 「切れ」を設ける/ 題材を描写する ほか)/ 2 俳句表現のテクニックを試してみる(実感を捉える/ 具体的に捉える/ 追悼句は形より真情 ほか)/ 3 俳句表現の可能性をさぐる(季語に心情を託す/ 取り合わせを一物に/ 立体感を出す ほか)

【著者紹介】
井上弘美 : 俳人。1953年、京都市生まれ。「汀」主宰、「泉」同人。俳人協会評議員。元武蔵野大学特任教授。2019・2022年度「NHK俳句」選者、朝日新聞京都俳壇選者。句集に『風の事典』(牧羊社)、『あをぞら』(第26回俳人協会新人賞/富士見書房)、『汀』(角川SSコミュニケーションズ)、『夜須礼』(第10回星野立子賞・第14回小野市詩歌文学賞/KADOKAWA)、著書に『俳句上達9つのコツ』(NHK出版)、『季語になった京都千年の歳時』(KADOKAWA、『読む力』(第35回俳人協会評論賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 讀。

    否定より肯定がぴりり。

  • さやか

    とにかく勉強になった!

  • せき

    推敲の大切さがよくわかった。拙速に見切りをつけず、考え続けることが重要。

  • 青木

    己から遠いものを読むシリーズ。 存在は身近だが、内容をよく知らない俳句の世界に入ってみる。一般読者が思いついた瞬間の原句があり、推敲を重ねて成句となる。著者が更にそれを推敲し、様々な方向性を提案するという構成。原句を詠み、何かが引っかかり、辞書をめくって言葉を付け替える。でもやはりおかしいので、今度は視座を変える。すると詠んだものの別の表情が浮かび上がってくる、という発見のカタルシスを追体験できる、面白い一冊。観察力は人生を豊かにしそう。

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