その日本語、ヨロシイですか? 楽しい校閲教室 草思社文庫

井上孝夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794226075
ISBN 10 : 4794226071
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
262p;16

内容詳細

藤原道長の娘の彰子の読みは「しょうし」か「あきこ」か?「後から後悔する」はダメなのか?「エモい」の行く末は?醤油は旧仮名づかいでは「せうゆ」?「しやうゆ」?「ソシュール」はダメで「ソスュール」が正しい?―漢字やルビ、成句の知識から、旧仮名、翻訳語、流行り言葉、死語…まで、練達の校閲者が鮮やかに解説。マンガや楽しい日本語クイズも満載。

目次 : 第1章 校閲よ、こんにちは/ 第2章 調べ方の調べ方/ 第3章 ルビは難しい/ 第4章 嗚呼!漢字/ 第5章 仮名づかひ今昔/ 第6章 グローバル時代の翻訳/ 第7章 その日本語、間違ってます?!/ 第8章 その日本語、ヨロシイ?!/ 第9章 死語の世界/ 第10章 出版と日本語と校閲と

【著者紹介】
井上孝夫著 : 1954(昭和29)年神奈川県生まれ。東京大学文学部言語学科卒業。1976年、新潮社入社。校閲部に配属され、以後約40年間校閲畑を歩む。雑誌(「小説新潮」「新潮」「芸術新潮」「03」「Foresight」「週刊新潮」)、単行本、文庫本等、各種の出版物の校閲を担当。2014年まで校閲部長を務める。大学ではイタリア語を中心として諸言語を学び、社会人になって以降も趣味として、また仕事上の必要のため、自前の方法論で世界の諸言語の学習および読書を続ける。趣味のマンガ・イラストでは「にいがたマンガ大賞」第2回ストーリーマンガの部、第5回コママンガの部で各々最優秀作品賞、2002年読売新聞北陸支社「高橋尚子似顔絵展」最優秀賞、「沢の鶴四コマ漫画大賞」第4回大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • どん さん

    校閲という仕事は大変だけれど、この本では面白さがよくわかる。言葉遣い、漢字、かなの使い方だけではなく、事実の裏付けもとる。意図を汲んだチェックもなかなか気疲れしそう。新しい気付きもあり面白く読める。

  • ぷくらむくら さん

    校閲の世界が良くわかります。こういう言葉も「死語」になっていたんだなぁと思いました。

  • Go Extreme さん

    校閲よ、こんにちは: 校閲者は言語の素人のプロ 調べ方の調べ方: どこまで調べられるか ルビは難しい: 歴史上の人名 ルビと仮名づかい 嗚呼!漢字 仮名づかひ今昔 グローバル時代の翻訳 その日本語、間違ってます?! その日本語、ヨロシイ?! 押し付けがましい表現あれこれ 気持ち悪い表現 死語の世界 出版と日本語と校閲と: 日本語の将来

  • Humbaba さん

    日本語、あるいは日本語に限らず言語は人が使う限りは移り変わる。今日の時点では誤りだったことも、近い将来には誤りではなくなることもある。しかし、だからと言って修正をしないわけにもいかない。また、そうやって言葉をできる限り正確に使う人がいるからこそ、何が誤りであるのかを明確にすることもできる。誤りを正すというのはある意味でできて当たり前のことだが、多くの物事はそのような目に見えない努力によって成り立っている。

  • しょうゆ さん

    エッセイとして読みやすく、この業界の様子を知るにはとてもよかった。

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