ハイドン106の交響曲を聴く

井上太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784393931844
ISBN 10 : 439393184X
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
20cm,259,5p
268p 新書版

商品説明

没後200年記念!
ハイドンの全交響曲を1冊で。
類書のない決定版です。

モーツァルトと同時代(少し上の世代)の作曲家として、どうしても影のうすい地味な存在と見られがちなハイドン(1732〜1809年)。しかしその音楽はウィットとユーモア、独創的なアイデアにあふれ、隠れファンも多い。
本書は、「ハイドンの名前は知っているがあまり聴いたことがない」という人向けに、クラシック音楽のこの「未開の宝庫」をぜひ再発見していただきたいという願いから執筆されました。
小むずかしい分析や専門的な歴史話は省き、ハイドン音楽の面白さや聴きどころを、興味深いエピソード満載で紹介します(主要なメロディを示す譜例つき)。
序章と8つのコラムでハイドンの生涯の足跡をたどることができ、巻末付録として、同時代の作曲家の動静をからめた略年表がついています。
第1番〜第104番に、あとからハイドン作品であることがわかったA(第107番)、B(第108番)も加えた合計106曲。

【8つのコラムの内容】
Column 1 ハイドンと交響曲
Column 2 ハイドンの作品目録
Column 3 大忙しの楽長
Column 4 人気作曲家ハイドン
Column 5 初めての正式な出版
Column 6 パリでも人気
Column 7 自由の身になったハイドン
Column 8 晩年の栄誉

【井上 太郎】
早稲田大学理工学部工業経営科卒業。平尾貴四男に作曲理論を学ぶ。出版社勤務を経て1984年より執筆活動に入る。湘南モーツァルト愛好会会長。
著書『モーツァルトと日本人』(平凡社新書)、『モーツァルト・ガイドブック 新しい聴き方・楽しみ方』(ちくま新書)、『わが友モーツァルト』(講談社現代新書)など多数。

内容詳細

目次 : はじめに / 交響曲A(第107番) / 交響曲B(第108番) / 交響曲第1〜104番 / ハイドンと交響曲 / ハイドンの作品目録 / 大忙しの楽長 / 人気作曲家ハイドン / 初めての正式な出版 / パリでも人気 / 自由の身のなったハイドン / 晩年の栄誉 / あとがき / 人名索引 / 略年表

【著者紹介】
井上太郎 : 1925年東京に生まれる。早稲田大学理工学部工業経営科卒業。平尾貴四男に作曲理論を学ぶ。出版社勤務を経て1984年より執筆活動に入る。湘南モーツァルト愛好会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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お気に入りの曲は詳しく書いているのに、興...

投稿日:2017/10/21 (土)

お気に入りの曲は詳しく書いているのに、興味ない曲はあっさり流しすぎる。楽章の感想を「何ということもない」「平凡だ」などという一言で切り捨てられてもねぇ…。読者は、そんな文章を期待してはいないのですよ。所詮、一人の愛好家による率直な感想を書き留めてまとめたに過ぎない。タイトルも「聴く」とあることだし…。決して解説本として期待してはいけません。

umibouzu1964 さん | 山口県 | 不明

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ハイドンイヤーを記念して執筆されたのであ...

投稿日:2009/12/02 (水)

ハイドンイヤーを記念して執筆されたのであろうが、各交響曲を譜例をつけてわかりやすく解説してくれている点に大いに好感を覚える。ハイドンの交響曲全集を、例えばドラティ盤など、日本盤で購入すると相当な出費が必要になる。しかし、輸入盤だと、例えば、最近発売されたディヴィス盤など1万円以下で入手可能であるが、日本語解説がない。そのような時に、本書籍は、鑑賞のよき羅針盤になってくれる。残念なのは、コラムなどをもう少し充実させてくれると嬉しいと思うのだが、それでも、特に、一般には殆ど知られていない初期の交響曲(有名な音楽の友社発売の名曲解説ライブラリーにも載っていない。)について、一曲毎に丁寧にわかりやすく解説してくれていることを考えれば、贅沢は言えないだろう。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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ハイドン・イヤーの2009年、単行本の発行は...

投稿日:2009/09/28 (月)

ハイドン・イヤーの2009年、単行本の発行は今のところこの1冊で、期待は高かった。長大な交響曲全曲の解説という視点、いろいろな資料に当たった準備、おそらくCDで全曲通聴し独自の視点で各曲の特徴を描き出した点には、敬意を表する。しかし、肝心のハイドンの音楽の楽しさ、愉快さ、その魅力がなかなか伝わってこない。その魅力でもあるユーモア、機知についての情報をもっと盛り込むべきではないか。例えば、90番4楽章については、おそらく著者はラトル/BPOのCDを聴いておられないとは思われるが、日本のコンサート会場でも同様なハプニング(?)は毎回起こっているが、全く記述されていない。

bass さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うな坊 さん

    折々に参考にして、ハイドンを聴いている。もう少し詳しい説明が欲しい。これの「弦楽四重奏版」があれば、と願う。

  • 川山空人 さん

    「交響曲の父」とも呼ばれるハイドンの全交響曲に何かしらコメントをつけた1冊。 著者のハイドンへの経緯と愛情を感じられる。

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井上太郎

1925年、東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営科卒業。平尾貴四男に作曲理論を学ぶ。出版社勤務を経て84年より執筆活動に入る。湘南モーツァルト愛好会名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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