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ISBN 10 : 4163904549
Content Description
プラハでのソビエト学校時代を共に過ごし、最後まで近くで看取った妹、井上ユリ氏(故・井上ひさし夫人)が綴る、姉・米原万里の思い出。
ロシア語通訳であり、その体験を生かして綴ったエッセイやノンフィクションで読売文学賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した米原万里氏は、食べることが大好きだった。その食べる速度の速さも量も、実は父親ゆずり。米原家の血なのか!?
プラハの小学校時代、レーニンの映画を観ては一緒にじゃがいもと卵をゆでて貪り、のちに椎名誠を読んでは時間差でカツ丼を食べに走り、姉・万里の思い出はいつも食べ物と分かちがたく結びついている。プラハの黒パン、ソーセージ、鶏卵素麺、チェコの森のキノコ、父の味・母の味、「旅行者の朝食」や「ハルヴァ(トルコ蜜飴)」など、食をめぐる名エッセイの舞台裏を明かす、米原ファン垂涎の一冊。2016年5月で没後10年となる米原万里の著作を振り返りつつ、新たなエピソードを紹介するユニークな回想録。
家族の蔵出し写真も多数収録。
〈目次より〉
米原家の大食い伝説
プラハの黒パン
赤いエリートの避暑地
米原万里が詩人だったころ
職業は「踊り子」
飲まない万里のまっ茶な真実
【著者紹介】
井上ユリ : 1953年、東京生まれ。小学校時代のほとんどを、在プラハ・ソビエト学校で学ぶ。北海道大学卒業後、高校の理科の講師を経て、大阪あべの辻調理師学校入学。卒業後、同校勤務。81年からベニスなど北イタリアのレストランで研修。帰国後は自宅でイタリア料理教室を開く。87年、井上ひさしと結婚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yumiko
読了日:2016/12/01
モルク
読了日:2017/03/30
なにょう
読了日:2017/03/04
もりくに
読了日:2017/10/08
みーなんきー
読了日:2017/09/24
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