もしも紫式部が大企業のOLだったなら 大鏡篇

井上ミノル

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784422910307
ISBN 10 : 4422910302
フォーマット
出版社
発行年月
2022年02月
日本
追加情報
:
158p;21

内容詳細

スキャンダルあり、リベンジあり、怨霊あり、パンデミックあり…!?平安の雅な世界を現代に置き換えて描く『もしむら』待望の続編!古典の授業でおなじみ『大鏡』が超身近になる、お笑いマンガ読本。

目次 : 第1部 社史編纂室編(怪奇!?社史編纂室!/ トキメキ!栄花ストーリィズ! ほか)/ 第2部 社長列伝編(社長列伝はじまりはじまりー/ アラサーと高校生? ほか)/ 第3部 女の園の村上編(村上社長の鬼嫁日記/ ちょっと待て村上社長! ほか)/ 第4部 傲岸不遜!兼家編(そーゆーとこだぞ、兼家!/ 炎上!セクハラ部長公任 ほか)/ 第5部 オフィスは今日も大忙し編(行成室長の憂鬱/ 完全無欠の強運男!道長伝説 ほか)

【著者紹介】
井上ミノル : イラストレーター&ライター。1974年神戸市生まれ。甲南大学文学部卒。広告代理店などを経て、2000年にイラストレーターとしてデビュー。生来の国文好きを生かして、2013年にコミックエッセイ『もしも紫式部が大企業のOLだったなら』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • spatz さん

    楽しかった!パンデミックはいつの世も繰り返し起きてきた。そして、人々が恐れるのも当然なほど、何か悲劇的なことや陰謀の後には、たたるように天変地異が起きたり人が亡くなったりする。年表にされるとゾッとする。この世ならぬものを信じるこころはずっと強かっただろう。女性は子供を産む道具、とされるのが摂関政治だ、ということ。この血筋が、今現在も論争になっているのだということを思わずにはいられない。今とは当然かなり違うモラルの中で続いてきた血統なのだなと。 #NetGalleyJP Wish当選でゲラ頂戴しました。多謝

  • はづきち さん

    職場の人に紹介してもらって読んでみました。内裏を会社に、天皇を社長に見立てて、副社長の定子や彰子、筆頭株主の道長などの逸話を紹介。社内史を編纂するために昔の記録を拾い集めているという設定。教科書に載っているくらい有名な話「肝試し」「三船の才」「関白は次第のままに」などのエッセンスをいろいろ盛り込んでいます。それだけでなく『栄花物語』『小右記』など他の作品に載っているエピソードもあって、作者がかなりしっかりと古典を読み込んでいるのだなとわかります。古典を楽しむための導入によいと思います。

  • Ayakankoku さん

    現代の会社に平安の人がいたらという設定。逆に分かりにくいのが残念。教科書でよく取り上げられる場面も多い。

  • たなべそら さん

    学生時代に出会いたかった。古典は苦手意識があり、登場人物達の関係性もよく理解できず、ほろ苦い思い出がある。これを手始めに読んでいたら、もっと前向きに取り組めたはず。それほどわかりやすく面白かった。漫画と解説が交互に展開されるので、飽きずに読み進められる。1,000年も前に生きていた人たちを現代に置き換えてみると、現代にも通じるところが多々あり、身近に感じることができた。最後に系図と年表があるので、そちらを確認しながら読むと、人間関係なども理解しやすい。勇気を出して大鏡読んでみよう。#NetgalleyJP

  • ぴっちゃん さん

    いやいや、もはや紫式部不要でしょ〜と突っ込まずにはおれない。しかし、この描き方は紀伝体である大鏡にはよく合っていて、前作よりも面白く読めた。内裏商事の社史として「大鏡」を編集する…という形で大鏡に描かれる事件を現代社会に置き換えたコミックにして、そのあと実際の事件と人物を文章で解説している。大鏡だけでなく「権記」「小右記」「栄花物語」なども読みたくなってくる。でも太宰府に行くのをシベリア支社というのもなぁ・・・。

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