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まるまる徹夜で読み通す 井上ひさし 発掘エッセイ・セレクションII

Hisashi Inoue

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000264600
ISBN 10 : 4000264605
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

好評『井上ひさし 発掘エッセイ・セレクション』の第二弾。同姓同名であったが故に“井上ひさし研究家”となった井上恒氏作成の膨大な「著作ファイル」から、著書未収録のエッセイを選び抜き、テーマ別・全三冊に編みました。井上ひさしが生涯こだわり続けた「読む」「ことば」が、本書のテーマです。小説や詩の評論、書評、ことばや辞書をめぐる考察に加え、本の帯や内容見本等に掲載された推薦文百選を一挙掲載。書き手のみならず読み手としての確かな眼が明らかになります。

目次 : 1 読めば読むほど(ヴィクトル・ユーゴーの詩に就いて(Les poemes de Victor Hugo)(井上厦)/ 原理や真理の簡潔な表現―A・ピアス完訳『悪魔の辞典』 ほか)/ 2 推薦文百選(阿久悠著『作詞入門 阿久式ヒット・ソングの技法』/ 小沢昭一取材・構成『ドキュメント 又日本の放浪芸―小沢昭一が訪ねた渡世芸術』 ほか)/ 3 ことば(語学教育のあり方―外国語の教育は現状でよいか 井上厦(ママ)(仏語、二年)/ 用途万能かつ夢想的なる一巻―新村出編 広辞苑 ほか)/ 4 ことばさまざま(ある地名考/ 「正しい英語」はあり得るか ほか)

【著者紹介】
井上ひさし : 1934‐2010年。山形県東置賜郡小松町(現・川西町)に生れる。上智大学外国語学部フランス語科卒業。放送作家などを経て、作家・劇作家となる。1972年、『手鎖心中』で直木賞受賞。小説・戯曲・エッセイなど幅広い作品を発表する傍ら、「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    井上ひさしさんの「読む」「ことば」がテーマのエッセイコレクション。 中でも、本の帯に書いた推薦文百選が面白かった。面白い本を書かれた井上ひさしさんが 推薦した本なのでどれもいい本なのだろう。この類のものが300点弱あったという。 また日本語の奥深さについても語られていた。図書館本

  • hirayama46

    発掘エッセイセレクションシリーズ、この巻は本の推薦文や日本語や外国語教育に関するエッセイを収録しています。読みどころはやはり様々な本の帯や冊子から集めてきたらしい「推薦文百選」の章で、井上ひさしの活字中毒者っぷりが存分に発揮されていて、短い推薦文でも読みたい気持ちを湧き起こさせる凝縮のうまさも味わえました。

  • チタレンコ

    紙媒体で読む。本書収録の第二部推薦文百選がもう凄すぎて。読書メーターで拙い感想もどき(この文章のような…)を書いている身としては、この水準に到達することはなくても、一回くらいはこういうものを書いて見たいなぁという身に余る野望をちょっとは考えてしまう。道は通し。

  • O-chami

    発掘エッセイ・セレクションのシリーズ最終巻。今回は、推薦文100選をはじめ、広辞苑や各種辞典の効用や感想、大学時代の教育論の論文etc.etc.〜読書ノート的なテーマで纏められ、お手本にしたいような珠玉の文章達でした⇒「愛に溢れた怍物(さくぶつ)を、私たちは文学と呼ぶ。」BGMは、文中にも「あの書物を紐解くと聴こえてくるメロディ達」のメドレーで・・・名残惜しいはお互いさ、涙は門出に不吉だよ〜で始まる「お花ちゃん」三橋美智也〜「何も言わないで」園まり〜「君こそわが命」水原弘〜「わたしの城下町」小柳ルミ子🎶

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