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往診は馬にのって 淡路島をかけめぐる獣医師・山崎博道

Komichi Inoue

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784333023981
ISBN 10 : 433302398X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan

Content Description

淡路島で獣医師をする山崎博道氏は、愛馬フランシスにまたがり、往診に回る。馬で行くからこそ、出会いがある。ゆっくりだからこそ、動物の気持ちがわかる。愛情あふれる診療の日々を追ったノンフィクション。〈受賞情報〉福田清人賞(第6回)

【著者紹介】
井上こみち : 埼玉県出身。日本児童文芸家協会及び日本文藝家協会会員。1983年、新聞社募集の童話入選作が出版されたのを機に作家活動に入る。人と動物のふれあいをテーマとした動物のノンフィクションを多く手がける。『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)で、第1回日本動物児童文学賞受賞。『カンボジアに心の井戸を』(学習研究社)で、第28回日本児童文芸家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶんこ

    馬のフランシスは元競走馬でしたが、とても穏やかで優しい馬。子どもたちや猿、牛、全てを受け入れてます。淡路島で主に牛を扱う獣医さんの山崎先生が、馬だけではなく野生の傷ついた動物や鳥を保護、治療して野生へかえしたり、奥様は読み聞かせのボランティアをされたりと、地域に密着して活躍されてました。その道連れが馬のフランシス。馬好きとしては非常に羨ましいです。イギリスの馬が主役の「戦火の馬」を読みましたが、日本でも約70万頭戦地に駆り出されたそうで、戦地での従軍獣医師だった父は、その話を一切しなかったそうです。

  • halfumi

    児童書コーナーにあったが、大人も楽しめるノンフィクション。競争には向かなかった優しい性格のサラブレッドに乗って、往診に出かける獣医さんのお話。

  • mayumi

    馬と生活ができるのはうらやましい限り。大変だと思うけどあこがれます。

  • 私的読書メモ3328

    あまりにインパクトのある表紙、題名に一発で惹かれて読みました。とても良かったです。幼年層を想定して書かれたような文体ですが、それが内容にも噛み合っています。オススメです。

  • 読書国の仮住まい

    著者である井上さんはある日テレビを観ていて興味を惹かれる。 淡路島で獣医師をしている山崎博道さんは、馬に乗って往診に行くと紹介される。 手紙を書き電話をかけて、実際にお会いできたのは7年後。 飼っている馬はレディ・フランシス・カーファックス号、元は競走馬。 往診の準備を音だけで足踏みをして息を吐くという。 尿やフンから健康診断も欠かさない。 保護した猿も懐き背中に乗っても動じない。 周りの人たちともフランシスと触れ合うことでその輪が広がっていく。 本書では触れていないが、シロチドリの保護もされている模様。

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