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ISBN 10 : 4778035348
Content Description
日本に定着した外来生物、その防除と駆除の最前線。近年、話題となっている外来生物種に焦点をおて、それぞれの日本への導入経緯や被害の現状、世界的な動向を掘り下げて分析し、これからどのように外来生物と向き合っていくべきかを考える。
目次 : セアカゴケグモが増えた夏 そして忘れ去られた夏/ 殺人アリ・ヒアリの上陸に備える/ カエル、イモリが絶滅する!?両生類界の新興感染症のパンデミック/ 有用昆虫セイヨウオオマルハナバチの光と陰/ なぜ日本人は輸入するほどクワガタムシが好きなのか?/ 世界を駆け巡るダニ/ 小笠原の固有生物群を食い尽くすグリーンアノール/ 農薬の環境安全性は外来ミジンコで測られている/ マングースはハブと闘わない/ 侵略的外来生物としての病原体/ SF映画が現実になった“キラー・ビー”人間がつくり出した殺人ミツバチ/ アニメも影響して輸入されたアライグマ 実はとても危険な動物だった/ ミドリガメ 正体は侵略的外来種ミシシッピアカミミガメ/ 外来種と在来種の国際結婚はなにが問題なのか?交雑による遺伝的多様性の攪乱/ アリゲーター・ガー、ピラニア、ニシキヘビ…外来種の宝庫と化す多摩川/ かつては貴重なたんぱく源だった 巨大カタツムリと巨大タニシ/ 中国産スズメバチが対馬に襲来 本土上陸を食い止めよ/ 親しまれる外来ザリガニ―食用からペットまで/ スズメもネコジャラシも大陸からやってきた外来種か在来種かはどう決める?/ 日本の外来生物対策最前線
【著者紹介】
五箇公一 : 1990年京都大学大学院昆虫学専攻修士課程修了。1990年宇部興産株式会社農薬研究部入社。1996年京都大学博士号(論文博士)取得(農学)。1996年国立環境研究所入所。2016年から現職。専門は保全生態学・環境毒性学・農薬科学・ダニ学。環境省・外来生物法の策定や農林水産省・農薬取締法の改正など、環境リスクにかかる国の法律・制度に専門家委員としてかかわる。テレビや新聞等マスコミを通じて生物多様性の意義や生態リスク管理の啓蒙にもつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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さすらいのアリクイ
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