Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 真白優樹

  読了日：2021/04/10

  商国の傀儡となった第二王子により王都が制圧される中、遥が何故か侵入した王都でお土産屋を開業する今巻。―――戦うだけが戦いに非ず、侵略する事病魔の如し。　真正面から戦うのではなく絡め手に見える手を繰り出しながらも、時に経済的に侵略し、時に強者を相手取る。弱者を気取りながら弱者らしく、大局を見て静かに侵攻する。そんな悪魔的な策略が光る巻であり、独特の面白さが今巻も目白押しな巻である。成し遂げた成果は辺境に何を齎すのか。そしてこの先、遥は仲間達とどんな敵を相手にする事になるのか。 次巻も勿論楽しみである。

• ましろ

  読了日：2021/02/16

  ついに始まった辺境VS王都。 王弟が辺境に赴いた隙に、商国の傀儡と化した第二王子の謀反で王都が占領されてしまい… そこで主人公は戦争に終止符を打つべく、王都開放に動きます。 けれど、その方法というのが御土産屋さんを開店してのぼったくりで!? いつも通りの無茶苦茶ムーブに王都の人々が巻き込まれていき、悪人はぼったくられ、善人は強制的に笑顔にさせられます。 偽悪を語りながら誰よりも平和を願い、情勢を俯瞰した圧巻の采配で王都を墜としていく様は爽快でした。

• はじめまこと

  読了日：2024/06/22

  クズ以外誰も死なない戦記であまりにも最高すぎる この主人公はいちいち力の使い方が最高なんだよな 戦争と言って仕掛けるのが経済戦争なのが遥くんらしくて最高なんですよ 圧倒的な力があれば武力の寄与を最小限にできるわけですね 表紙のヒロイン影薄っ！！ いやしかしこの主人公正しいことしか言わないな 常に疑問形の癖に正しいことしか言わないの信頼できない語り部に対するアンチテーゼにしか見えなくなってくる そしてオタ達ですよあの短い描写のなかでああもオタ達の良さを詰め込めるのか 「もう逃げない」で既に最高だし ↓

• 菊地

  読了日：2021/03/06

  下着ソムリエ大活躍だった。

• smine

  読了日：2025/08/21

  すいすい読了。期待された教国との戦争は次巻持ち越しみたい。もっぱら土産物屋でぼったくりのお話。「無能無意味無駄無策無力無知蒙昧にも無謀な」とか筒井康隆先生みたいな字の圧力が素敵。さぁ7巻行くぞ。

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