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ISBN 10 : 404400675X
Content Description
こぶとり、桃太郎、天邪鬼…「鬼むかし」とは鬼が登場する昔話のこと。その原型は死霊と祖霊がイメージ化されたもので、死霊は人間を食べる恐怖を与える鬼に、祖霊は恐怖と共に慈しみを持つ鬼となった。これに仏教の羅刹鬼や地獄の鬼なども加わり、修験道の山伏や天狗とも結びついて様々な「鬼むかし」ができあがったのである。仏教民俗学の泰斗が、綿密な現地調査と知見を活かし、昔話の根底に潜む宗教的背景を読み解く。
目次 : 鬼むかし/ 鬼一口/ 安達ヶ原の鬼婆/ 天邪鬼と瓜子姫/ 牛方山姥と鯖大師/ 「食わず女房」と女の家/ 山姥と鉄鎖/ 「鬼の子小綱」の原点/ 「地獄白米」(「地蔵浄土」「鬼の浄土」)と地蔵縁起/ 瘤取り鬼と山伏の延年/ 「桃太郎」の鬼ヶ島渡り
【著者紹介】
五来重 : 1908年、茨城県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科を卒業後、京都帝国大学文学部史学科に再入学。高野山大学教授、大谷大学教授を歴任。大谷大学名誉教授。文学博士。専攻は仏教民俗学。93年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まさ
読了日:2022/01/22
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
読了日:2024/05/17
にしの
読了日:2025/01/16
ハルト
読了日:2021/12/09
kenitirokikuti
読了日:2021/11/29
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