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生死問答 平成の養生訓

Hiroyuki Itsuki

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582767193
ISBN 10 : 4582767192
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間はどこから来て、どこにゆくのか。作家と名医がこの問いかけにじっくりと向き合い、死後のビジョンにまで触手を伸ばし、死への恐怖や不安を、少しずつ消し去る書。生きる勇気と、死ぬ元気がでる本。

【著者紹介】
五木寛之 : 1932(昭和7)年、福岡県生まれ。生後まもなく両親とともに朝鮮半島へ渡り、敗戦後47年に福岡へ引き揚げる。早稲田大学露文科に学ぶ。その後ルポライター、放送作家、編集者など多くの職業を経て、66年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、67年に直木賞を受賞、76年「青春の門 筑豊篇」ほかで吉川英治文学賞を受賞。小説のみならず、多岐にわたる文明批評的活動が注目され、第50回菊池寛賞を受賞。また仏教思想を背景とした作家活動に対し、仏教伝道文化賞を受賞

帯津良一 : 1936(昭和11)年、埼玉県生まれ。61年東京大学医学部卒業。東京大学医学部第三外科、都立駒込病院外科医長などを経て、82年埼玉県川越市に帯津三敬病院を開設し院長となり、ガン患者などの治療に当たっている。西洋医学に中国医学や代替医療を取り入れ、医療の東西融合という新機軸を基に、ホリスティック医学の確立を目指す。現在同病院名誉院長。2002年「楊名時健康太極拳21世紀養生塾」を設立、塾頭となる。代替療法への造詣が深く、治療に積極的に取り入れるほか、講演や大学での講義なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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重いテーマについての対談ですが、不思議と...

投稿日:2011/01/26 (水)

重いテーマについての対談ですが、不思議と癒された気持ちになる本。類似の文献と比べてもユニークな観点が多く、興味深いです。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 石橋陽子

    生死にまつわる対談でずっと聞いていたいほど大変興味深かった。ピンピンコロリという言葉、死に方の理想系のように語られているが、無理解という解釈を初めて聞き閉口した。長年辛い闘病生活を送っている人に対し、実に残酷な言葉である。高齢者と日々接する仕事をしているので使わない言葉にしようと思う。文明の未開の地では、老人は尊敬され、認知症の人は神に近いとされ大切にされるそう。日本もそういう概念に変えれたらどんなに良いだろう。そういう人を生活の中心に据える事でケアする人達に豊かなものが与えられるという。素晴らしい概念だ

  • わ!

    このタイトルは、この本の前に同じ共著による「健康問答」「養生問題」という本があって、その続きとしてこのタイトルに至ったもののようです。死と人との関係について対談形式で書かれています。五木寛之さんと語っている帯津良一さんはがん治療のお医者さんなので、現場からもっとスッパリした言葉が聴けるのかな…とも思いましたが、話としては五木さんの仏教感から見た死の形が強かったように思えます(もちろん、現代の仏教感ですが…)。これは、2011年の1月の本ですが、311の後に書かれたとしたら、内容が変わっていたのでしょうね。

  • すうさん

    作家、五木寛之と医師、帯津良一との問答集。「健康」「養生」そして三巻目の「生死」問答。私の最近の読書傾向はっどうも老後志向であると気づいた。つまり「老い」に向っていくとき出る問題を探しているようである。「退職後」「病気」「老い」「死ぬ事」「死後」などである。どれも暗いテーマであるが、本を読む度に物事が「明確に理解できる」ようになった。それより「死ぬ事」を早めに考えることで、これからの人生をしっかり生きることができる気がしている。経験は無くとも知っていれば慌てないからだ。私の暗めのテーマの読書は続く・・・。

  • けん

    ★2.5

  • Manabu Taira

    人は生まれた以上、死が待っています。いや、死に向かっています。だから、生きている上は、先ず、死のことを知って、今の生に活かすべきでしょうね〜。今回のこの本は、五木氏の宗教感と、帯津先生の虚空という捉え方で、自分には物足りなさを感じました。もっと、色んな角度から、生死を見て見たい気もしたので、残念です。

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