高容姫 「金正恩の母」になった在日コリアン 文春新書

五味洋治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166614974
ISBN 10 : 4166614975
フォーマット
出版社
発行年月
2025年06月
日本
追加情報
:
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内容詳細

大阪生まれであるがゆえに北朝鮮の歴史から消されてしまった高容姫。日本での足跡は謎に包まれていたが粘り強い取材で親族を探し当て、往時の模様を解き明かす。さらに最晩年のフランスでの写真も入手。運命に翻弄された女性の生涯を描く!

目次 : 第1章 大阪にいた金正恩の伯父/ 第2章 鶴橋で生まれた女の子/ 第3章 帰国船に乗る/ 第4章 再び日本の土を踏む/ 第5章 最高権力者の妻として/ 第6章 失敗した偶像化/ 第7章 金正恩の「血統」コンプレックス

【著者紹介】
五味洋治 : 1958年7月26日、長野県茅野市生まれ。82年早稲田大学第一文学部卒。83年東京新聞入社、川崎支局、社会部、政治部を経て97年、韓国・延世大学に語学留学。99〜2002年ソウル支局、03〜06年中国総局。08〜09年、フルブライト交換留学生として米・ジョージタウン大学に客員研究員として在籍。その後2023年まで東京新聞論説委員として勤務し退社。現在はジャーナリストとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」 さん

    ▼著者は「父・金正日と私 金正男独占告白 」を書いたジャーナリストということで、大きな期待と好奇心を抱きつつ購入。そして一気に読み終えた▼著者は高容姫のルーツである生野区などを根気強く取材し、ついに高容姫の異母兄弟に出会い直接話を聞いている▼一人物の歴史というだけではなく、在日コリアンの歴史に関わる大きな物語であると感じたそして、日本の朝鮮半島支配の結果の一つであるという事に心を留めながら、心を痛めながらこの本を読むこととなった▼それにしても金正恩の顔はこの母親にそっくり。痩せたら美青年になるに違いない。

  • 小鈴 さん

    読み始めたら止まらなくなった。金正恩の母親が在日なのはうっすら知ってはいたが、今の時代にあってもここまで痕跡をたどれないのも珍しい。特に日本時代の痕跡が皆無の中、粘り強くたどり彼女の生きた証を追う。日本では在日として、金正日の「日陰」の妻として金日成に認められず、帰国者は「汚点」として見られる人生。正恩の正統性を揺るがす存在でもある。正恩の母方の父は済州島出身。正恩は南北統一の象徴のようにもみえるが、統一を拒否したのが正恩だ。大阪鶴橋で生まれ育ち北朝鮮に「帰国」した女性の数奇な運命。写真多数。

  • ねむ さん

    高容姫の伝記的な本。壮大なドラマだった。金正恩の母が大阪生まれの在日コリアンということは知っていた。しかし血縁者にあたる人が日本にいて、それが推定50人以上になるのは驚いた。本書ではそのうちの1人(金正恩の叔父にあたる人)にインタビューをしている。

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五味洋治

1958年7月26日、長野県茅野市生まれ。82年早稲田大学第一文学部卒。83年東京新聞入社、川崎支局、社会部、政治部を経て97年、韓国・延世大学に語学留学。99〜2002年ソウル支局、03〜06年中国総局。08〜09年、フルブライト交換留学生として米・ジョージタウン大学に客員研究員として在籍。その後

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