Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• nnpusnsn1945

  読了日：2021/12/02

  主題がブレ気味な箇所もある(しかし日朝外交についての章で、遺骨収集や日本人妻からの交流について言及した部分はためになる。)が、中朝関係についての収穫は多い。中国政府は制裁までしないが、北朝鮮が2006年に核実験を実施した際には抗議をしている。ネット上で金正日の評価は悪く、金品をせびる人物として「太っちょ2世」と揶揄する声も見られる。近年は北朝鮮批判も統制されているが、『あなたがいなければ祖国もない』の替歌動画が残っているため、政権批判ほどの厳しさはないのであろう。

• おらひらお

  読了日：2016/03/23

  2012年初版。お互いに信頼していないものの必要としている状況がよくわかりました。とりあえず６カ国協議等がいつも骨抜きになる様子が詳しく記されています。ちなみに本書で評価が高い張成沢が粛清されたニュースは衝撃的でしたね。

• 孤独な読書人

  読了日：2013/11/17

  本書を読んで以外だったのが北朝鮮と中国の関係は必ずしも良好な関係ではないということである。また最終章は今後日本が北朝鮮に対してどのように対処するべきかということのヒントになるといえる。

• 超級苹果

  読了日：2021/11/08

  中朝関係に焦点を当てた一冊。 中朝関係は日朝関係や米朝関係と比べてあまり語られないので珍しいと思い購入。 一見仲の良さそうに見える中朝関係も実際は複雑な様です。 中国が北朝鮮の扱いに困っているのが分かりました。北朝鮮に対する「本音」が見えてくる様な気がします。 高句麗史の帰属論争に関する情報を期待したのですが、東北工程の様な中朝間の歴史対立については触れられていません。 本書の中で特に印象的だったのは金正日の遺言内容。中国を最も警戒すべきというのは近代以前の過去の歴史も踏まえてのものなのでしょう。

• 伊豆の踊虎

  読了日：2013/02/02

  良く判らない国と拝金国家の微妙な関係に光を当ててくれた。

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  Creator：望月ハルヒ