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茶の湯の文化史

Fumihiko Gomi

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784585320609
ISBN 10 : 4585320601
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan

Content Description

鎌倉時代に行われた闘茶、室町期の会所や草庵での茶の楽しみ、信長や秀吉が愛した茶道具、戦国期に千利休が大成した「わび茶」の継承‥。
中国から伝来した茶は、時代により、様々なかたちで人々に親しまれてきた。
公家、武士、僧侶、そして庶民、それぞれの身分の人々はどのように茶を楽しんだのか。
茶の作法はいかにして生まれたのか?
日本人の心に深く寄り添う茶の湯の歴史を、多数の図版とともに楽しく解説!

【著者紹介】
五味文彦 : 東京大学・放送大学名誉教授、足利学校庠主。専門は日本史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ここぽぽ

    昔からのお茶にも、深い歴史があり奥深い。武士の談話の場所から、女性の花嫁修業の所作になっていく茶の湯。贅を尽くしたモノから進化し、日常的に庶民にも嗜まれていく。現代に生きて茶を飲める贅沢が幸せと感じた。

  • 於千代

    茶の伝来から、戦後の家元制度の成立までをたどる一冊。 歴史を通して俯瞰してみると、茶の楽しみ方には決して決まった「かたち」があったわけではなく、時代ごとに変遷し、多様な姿を見せてきたのだと実感させられる。 印象的だったのは、古田織部のエピソード。彼は「十文字」という茶器を使っていたが、割ったうえで削って小さくして継ぎ直して使っていたという。ほかにも、掛け物を「格好悪い」という理由で切り取るなど、奇矯ともいえる行動の数々が紹介されており、「この人、世の宝を損なふ人なり」と評されたのも納得してしまった。

  • Go Extreme

    「茶寄合・闘茶といった娯楽的・社交的行為の中で、茶が文化実践へと昇華していく」 「わび茶」の精神性の深化と構造化」 「道具・茶室・作法にこめられた美学と宗教性」 「千利休による簡素と精神性の極致としての茶の湯の完成」 「非日常的な精神世界を創出する場としての茶の湯が体系化される」 「茶の湯」がもたらすのは単なる味覚的喜びでなく、身体性・空間・時間を含んだ総合的な快楽と精神交流」 「家元制度による伝承と秩序化」 「茶の湯が「閉じた文化」から「ひらかれた文化」へと拡張」 「わび・さび・幽玄:精神性と簡素の美」

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