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忘却しない建築

五十嵐太郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784393333457
ISBN 10 : 4393333454
Format
Books
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

カタストロフから始まる―痛みの痕跡を内包する、未来のかたちとは?震災遺構、復興支援、ダークツーリズム…。記憶の風化と、スクラップ・アンド・ビルドにあらがう試みがここにある。

目次 : 第1章 建築の時間、記憶の時間(そこにあるから伝わること/ 建築による記憶の継承)/ 第2章 あの日からの建築(建築家、それぞれの挑戦/ 「3・11」展を中心に/ 都市と建築を再定義する/ リレーショナル・アーキテクチャー―「3・11以後の建築」展)/ 第3章 カタストロフをどう伝えるか―メモリアル施設の現在(9・11メモリアル探訪/ 太平洋戦争の傷跡をたずねて/ 四川大地震の震災遺構と都市開発/ 阪神淡路大震災の跡地をゆく)/ 第4章 福島をめぐる問題系―放射性廃棄物処理からダークツーリズムまで(フクシマから世界へ)/ 第5章 カタストロフを受けとめる創造(芸術祭における震災という主題/ 芸術が喚起する空間の記憶/ 過酷な現実社会に解き放たれた想像の力―ヤノベケンジ論)

【著者紹介】
五十嵐太郎 : 建築史・建築批評家。1967年パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。東北大学大学院教授。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督、「3.11以後の建築」展のゲスト・キュレーターをつとめる。芸術選奨文部科学大臣新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 百太

    建築家から見た震災の風景、都市計画の提案。とても興味深かったです。 防潮堤についても、筆者が懸念している事が解りやすく書かれています。 女川町運動公園の仮設住宅、外から見ただけですが素敵でした。避難所となっていた体育館内の簡易間仕切りは、他の避難所を見ていたので、びっくりするほど素敵でした。 女川駅も素敵です。

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