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ISBN 10 : 4393333454
Content Description
カタストロフから始まる―痛みの痕跡を内包する、未来のかたちとは?震災遺構、復興支援、ダークツーリズム…。記憶の風化と、スクラップ・アンド・ビルドにあらがう試みがここにある。
目次 : 第1章 建築の時間、記憶の時間(そこにあるから伝わること/ 建築による記憶の継承)/ 第2章 あの日からの建築(建築家、それぞれの挑戦/ 「3・11」展を中心に/ 都市と建築を再定義する/ リレーショナル・アーキテクチャー―「3・11以後の建築」展)/ 第3章 カタストロフをどう伝えるか―メモリアル施設の現在(9・11メモリアル探訪/ 太平洋戦争の傷跡をたずねて/ 四川大地震の震災遺構と都市開発/ 阪神淡路大震災の跡地をゆく)/ 第4章 福島をめぐる問題系―放射性廃棄物処理からダークツーリズムまで(フクシマから世界へ)/ 第5章 カタストロフを受けとめる創造(芸術祭における震災という主題/ 芸術が喚起する空間の記憶/ 過酷な現実社会に解き放たれた想像の力―ヤノベケンジ論)
【著者紹介】
五十嵐太郎 : 建築史・建築批評家。1967年パリ生まれ。東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。東北大学大学院教授。ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展2008の日本館コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013の芸術監督、「3.11以後の建築」展のゲスト・キュレーターをつとめる。芸術選奨文部科学大臣新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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