Product Details
ISBN 10 : 4106037912
Content Description
「電車の割り込みをされたとき、あなたは何を思いますか?」―そんな誰もが日常で出会う違和感は、国家の成り立ちにまっすぐつながっている。シンプルな問いから出発して「民主主義の原理」を追究し、憲法の成立過程に分け入るとき、戦後日本のあまりに特異な姿が浮かび上がる。
目次 : 第1章 国家はなぜできたのか(「基本的人権」とは何か/ 「立憲主義」とは何か/ 二つの「私」)/ 第2章 民主主義とは何か(統治する者と統治される者/ 「一般意志」とは何か/ 「構成する力」と「構成された力」)/ 第3章 日本とはどんな国家なのか(「みんな」と「私たち」の暴力/ 「右」でもなく、「左」でもなく/ 日本の主権はどこにあるか)/ 第4章 日本国民であるために(「日本国民」とは誰か/ 日本人は「無責任」な国民なのか/ 日本国民であるために)
【著者紹介】
互盛央 : 1972年、東京都生まれ。1996年、東京大学教養学部教養学科卒業。2008年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。講談社勤務。言語論・思想史。著書に、『フェルディナン・ド・ソシュール―“言語学”の孤独、「一般言語学」の夢』(作品社、2009年。第22回和辻哲郎文化賞、第27回渋沢・クローデル賞)、『言語起源論の系譜』(講談社、2014年。第36回サントリー学芸賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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小鈴
読了日:2016/08/12
わたなべよしお
読了日:2017/02/13
うえ
読了日:2018/06/13
小鈴
読了日:2016/08/11
Junichi Wada
読了日:2019/05/11
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